札幌北斗高等学校で異文化交流プログラムを実施しました!
2022.12.27
第3回目の異文化交流プログラムのレポートをお届けします!
異文化交流プログラムは、JICAが学校現場における国際理解教育を支援する事業の一つとして、道内に在住する外国人ゲストを学校に派遣し、児童・生徒との交流の機会を提供するプログラムです。英語などの語学習得が目的ではなく、外国人やその国の文化へ興味をもってもらい、交流を通じてコミュニケーション能力を培うことを目的としています。今年度は、小・中・高校合わせて10件の実施を予定しています。
(注)訪問する外国の方の国籍や人数は各回で異なります。
立派な茶室も見学させてもらいました!
南アフリカ共和国のプレゼン
今回、札幌北斗高校のみなさんが用意してくれたのは「ゲストの国紹介」と「日本の紹介」を交互に行い、最後は一緒に「日本文化体験」というプログラムです。
3人のゲストはそれぞれ、台湾、ミャンマー、南アフリカ共和国の3か国の方々です。
台湾の方が受けた北海道でのカルチャーショックでは笑いが起き、水をかけあうミャンマーの正月行事に「やってみたい~」との声があがりました。南アフリカの方が語る「ライオンもチーターも怖くない、カバが一番危ない」という知られざる動物の生態に、この日一番の驚きで教室がざわめきました。
高校生たちが最初に紹介してくれたのは日本のマンガやアニメです。
日本の有名マンガクイズを次々に正解していく、南アフリカと台湾のマンガ大好きコンビに高校生も驚き!しかし、最後は難問で、思わず「これは難しい…」と残念ながらパーフェクト解答とはなりませんでした。
お寿司の歴史とお節料理の紹介では、歴史上の「巨大なお寿司」に外国人の方々のみならず、生徒のみなさんも驚いた様子でした。
驚きのクイズ正解率!
愛のけん玉指導
「右!右!もっと上!」
書道、福笑い、けん玉、コマ回し、お手玉、だるま落としなど、色々な日本の文化体験を用意してくれていました。外国人ゲストの中には初めて書道や福笑いを体験する方もいらっしゃいました。
ゲストの方々がだるま落としを成功させたり、けん玉で一番難しい剣先に玉を入れたりと高校生を驚かせる中、コマ回しには大苦戦。校長先生自らその腕前を披露し、大いに盛り上がりました。
2時間の楽しい交流はあっという間に過ぎ去り、もうお別れです。
高校生からゲストの方々へプレゼントが贈られました。
さよならを惜しむ中、南アフリカの方が最後にサプライズ!?
緊張してなかなか声がでなかった生徒さんへ、南アフリカ流の「大きい声を出す方法」を伝授しました。
最後の最後まで賑やかな今回の異文化交流プログラムでした。
札幌北斗高校のみなさん、先生方どうもありがとうございました!
初の書道体験!
高校生からのプレゼント
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