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【JICA基金活用事業】ゲル地区の子どもたちに届ける「歯を守る活動」の活動レポートが届きました

2026.05.18

歯を丁寧にみがくことの大切さを伝える

「世界の人びとのためのJICA基金活用事業」を活用して、モンゴルでは子どもたちの歯を守るための取り組みが行われています。今回はその活動をご紹介します。

ゲルに暮らす住民宅

首都ウランバートルに広がるゲル地区は、中心部に近い場所にありながら、水道などのインフラ整備がまだ十分とは言えない地域です。その影響もあり、子どもたちの健康課題の一つとして、むし歯の多さが問題となっています。
そこで、北海道国際交流の会「サイハン」は、「ゲル地区の子どもたちに届ける『歯を守る活動』」をスタートしました。この活動では、むし歯をつくらないための「予防」を大切にしながら、地域と一緒に取り組んでいます。

地域に広がる歯みがき習慣づくり

一次医療機関でプラークチェック実施の様子

学校で、正しい歯のみがき方について説明している様子

主な活動内容は、次の5つです。

1.歯垢染出し剤を使って磨き残しを確認し、自分で気づきながら丁寧な歯磨きを身につける
2.子どもたちに向けた歯科健康教育を、個別やグループで行う
3.医療スタッフや学校の先生、保護者、教育局などと連携し、地域ぐるみで支える体制をつくる
4.歯ブラシや染出し剤などを用意し、日常的に取り組みやすい環境を整える
5.情報発信を行い、歯を守ることの大切さを広く伝えていく

こうした取り組みを通して、子どもたちが正しい歯磨きの習慣を身につけることを目指しています。また、医療スタッフや地域の方々も、子どもたちに適切なアドバイスができるようになるなど、地域全体での意識向上にもつながっています。
2026年5月現在、58番学校の8年生モデルクラス35名を対象に、毎月プラークチェックを行いながら継続的に見守りを続けています。

対象クラスの生徒のみなさんと

参加した生徒からは、「正しい歯磨きのやり方が分かった」「自分たちのクラスでやってくれてうれしい」といった声が寄せられており、活動は少しずつ広がりを見せています。
これからも、子どもたちの健やかな成長を支えながら、地域の中で安心して続けていける歯科保健活動を目指していきます。

◆関連リンク
世界の人びとのためのJICA基金活用事業-NGO-JICA協働事業:国際協力へのはじめの一歩-

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