薬学を学ぶ留学生と共に世界の課題を考える@日本薬科大学

2023.09.13

日本薬科大学が実施するサマープログラムに参加した留学生にODAやJICA事業について紹介しました!

薬学を学ぶ学生たちに日本のODA・JICA事業を紹介

日本薬科大学は、日本で初めて漢方医学に特化した「漢方薬学科」を設置したことで注目を集めた、漢方に非常に強い大学です。
その日本薬科大学が実施している海外学生向けサマープログラムの一コマを頂き、留学生に日本のODAとJICA事業について紹介しました。
講師は、元英語教師の埼玉デスク・髙橋推進員。流暢な英語でどんどん留学生の興味を惹きつけていきました。
参加した留学生の出身国は、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、韓国、台湾など、JICAが事業を実施している国も多くありました。
しかしJICAを知っていた人は少なかったのは残念でしたが、今回の講義で知って頂く機会ができたことは何よりでした。

講義の様子(髙橋推進員)

皆さんの国が抱えている問題は?

講義の中で、世界の課題についても紹介しました。その際に、留学生の皆さんの国が抱えている問題・課題について質問してみたところ・・・
「汚職!」「公害!」「低所得!」「教育格差!」といった返事が返ってくる中、「バスが時間通りに来ない!」といった声もありました(笑)。(日本でバスや電車が時間通り来るのに驚いたところからの気づきのようでした)
様々な国が抱える課題、もはや一国の力ではどうしようもないものも多く、そのような時代に突入している私たちが、より良い将来のためにできることは何かについても参加者で意見交換をしました。

意見交換後の発表

世界の課題解決のために私たちができることは?

この問いに対して出てきた意見を少しご紹介します。
「世界をより良くすることは一人ではできない。質の高い教育への投資、持続可能性の促進、平等な権利の擁護、平和的な紛争解決のための協力、困っている人々への時間やスキルの提供、良い統治を実現するための政治的プロセスの関与、デジタル化とテクノロジーの活用、利用可能な医療機器の増加、批判的思考の活用など、私たちの行動によって共に世界をより良くすることができる」
「人々は他人を「人」として扱うことが大切である。平等に扱い、お互いに共感しあうべき。他の人の立場になって考えることができれば、世界は素敵になる」

まさに一人一人の行動、そして他人事(ヒトゴト)ではなく自分事(ジブンゴト)にしていくことは、地球に住む私たちに必要なことだと改めて気づかされました!
留学生の皆さんの活躍を楽しみにしています!

留学生の皆さんと一緒に

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