インターカルト日本語学校とJICA海外協力隊連携派遣にかかる覚書を締結

2024.04.11

2024年3月27日、国際協力機構(JICA)とインターカルト日本語学校は、JICA海外協力隊連携派遣にかかる覚書を締結しました。本連携に基づき、同校から推薦を受けた日本語教員が、インドネシア共和国のスマラン国立大学にJICA海外協力隊の日本語教育隊員として派遣されます。

JICA海外協力隊連携派遣は、大学、自治体、民間企業等とJICAが連携し、それぞれの組織の関係者をJICA海外協力隊として派遣する制度です。日本語学校とJICAの連携による日本語教育隊員の派遣はこれまでになく、初めてのケースとなります。インターカルト日本語学校の長年の日本語教育の実績に基づく知見や経験のある同校日本語教員の派遣により、質の高い協力活動を実現し、インドネシアの日本語人材や産業人材の育成に貢献することが期待されます。

スマラン国立大学は、中部ジャワ州にある教育大学で、隊員は、言語芸術学部日本語教育学科で活動します。中部ジャワ州で日本語教育を専門に行う唯一の大学であるため、全国から多くの入学希望者がいます。

隊員は日本語教育学科の学生が日本語に触れる機会を増やし、学生の会話力の向上や教員のスキルアップのための協力を行います。また、現地の言葉や文化を学び、現地のニーズに合った日本語の授業や教材作成の経験を積みます。帰国後は、その経験をインターカルト日本語学校の事業に活かすことはもちろん、多文化共生社会の実現に貢献することが期待されています。

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