JICA東京高崎分室での貴重な体験
2024.11.06
2024.11.06
私達は、群馬県太田市立太田高等学校の1年生です。
今日は、JICA東京高崎分室でインターンシップをさせていただきました。
ブリーフィングでJICAの活動、自治体連携事業、JICA海外協力隊等についてお話を聞きました。
初めは、国際協力というと国と国でのつながりのイメージが多く、市民との関係や自治体との連携が思い浮かばなかったのですが、地元の中小企業との連携や実際にウズベキスタンと高崎市の活動を聞いて、私たち自身の生活と照らし合わせて考えることの重要性を学びました。
JICAが行う様々な事業やボランティアを知り、職業観の幅が広がりました。JICA東京高崎分室の高橋室長のお話を聞いて私達自身がやりたいこと、興味のあるものを今後さらに見つけていき、それがどのようなことに役立つのかを考えていきたいと思いました。
このゲームをして驚いたことは、日本に輸入される多くのモノが南米やアフリカ産だったことです。普段の生活で食べているモノ、着ているモノ、使うモノの原産地を知り、もっと身の周りのモノについて調べてみようと思いました。先進国や発展途上国というつながりはあるけれど、お互いの国が生活を支え合っているのだと知りました。国際協力の第一歩として、カードゲームなどで国どうしのつながりを学ぶことができると思いました。
午後からは、発展途上国の貧困問題などについて学び、「貧困サイコロ」を通して貧困がもたらす問題はつながっていることが分かりました。
また、「発展途上国」、「貧困」と聞くと、「かわいそう」「助けなきゃ」というイメージを持ってしまいますが、そうとらえるのではなく、同じ立場に立ってその問題を考え解決するために協力し合うことが大切だと感じました。
そして、発展途上国でもそれぞれの国で工夫をしながらICTを利用した技術などが発展していることもあり私達のイメージをはるかに超えた素晴らしい国へと変わってきていることを学びました。さらに、リバースイノベーションといった発展途上国から日本など先進国に技術を持ち込むことが増えていることも分かりました。
このインターンシップを通し、協力関係を築く大切さや発展途上国の変化してきている現状を学び改めてJICAの活動の素晴らしさを感じました。それと同時に、より海外協力隊などの活動に興味を持ちました。発展途上国も様々な変化が見られますが、先進国がもたらしている問題や今後も考えていくべき問題がたくさんあります。だからこそ、私たち一人ひとりが海外で起きている問題に目を向け、同じ立場で考えていくことが大切だと強く感じました。
今回の経験を活かし、広い視野を持ち国際的な問題の解決に少しでも貢献できるよう行動していきたいです。
このインターンシップで以前よりも視野を広げることができました。国際協力ということに対して、自分は何ができるのか、今後どうしていきたいか考え、実際に働く方に話をきける貴重な経験になりました。
高崎分室の職員、群馬デスクと集合写真
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