【群馬県】留学生15名が救命法を学ぶ!
2024.12.02
2024.12.02
JICA東京高崎分室が群馬県ベトナム人協会と協力して企画した留学生対象の救命法講座が実施されました。
JICA東京高崎分室は、群馬県における外国人材受入れ・多文化共生支援として、県内の自治体やNPO等の関係者と協力し、多文化共生推進の活動に取り組んでいます。
活動の一環として、正しい情報発信並びに有事の際に役に立てる外国人住民の育成を目的に活動している群馬県ベトナム人協会と連携し、AEDの講習会を企画しました。
群馬県ベトナム人協会長の母校である小倉学園群馬自動車大学校が本企画に賛同下さり、伊勢崎市赤堀消防署の協力のもと、来年の4月から群馬県内外で社会人として活躍する、国際メカニック科3年生の留学生15名(4ヶ国)が「普通救命法Ⅰ」を受講し、心肺蘇生やAEDの使用方法を学びました。
3時間の講習では初めの1時間の座学で、命を守るための応急手当をはじめとする救命法の基礎知識(救命の連鎖の重要性)を学びました。
座学後の2時間は、3グループに分かれて実際に人体モデルを使用し、講師の方の説明を聞きながら、傷病者発見から意識・呼吸の確認、胸骨圧迫の方法、AED使用までの一連の流れを学び、実際に一人ひとりがデモンストレーションを行いながら理解を深めました。
講義終了後には、参加した15名に修了証が手渡されました。万が一AEDを使用する機会に遭遇した際は、講習で学んだ内容が生かされることを期待しています。
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