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\開催報告/ユニバーサルスポーツフェスティバル2024

2024.12.06

年齢、性別、国籍、障害など、さまざまな垣根を超えて、みんなで楽しみました!

ユニバーサルスポーツフェスティバル2024・開幕!

11月10日(日)に特定非営利活動法人アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)とJICA東京の共催で「ユニバーサルスポーツフェスティバル」を開催しました。今年で8回目の開催となります。ユニバーサルスポーツとは年齢や国籍、障害の有無に関わらず、みんなが一緒に楽しむことができるスポーツです。
JICA東京ではWorld Music Festival等の音楽イベントや職場体験、地域のごみ拾い活動など、地域に根差した取り組みを行っています。ユニバーサルスポーツフェスティバルもその活動の一環です。当日は、近くの小学校の子ども達や地域の高齢者、また、JICA東京に滞在中の海外からの研修員や障害をお持ちの方等、様々なバックグラウンドを持った総勢50名以上の方が参加されました。

<全員集合写真>「U・S・F!」の掛け声と共に

風船バレー・卓球バレー・ボッチャの3種目を楽しみました!

ユニバーサルスポーツは、各競技を全員が平等に楽しめるスポーツです。例えば、相手のチームに車椅子の方、難聴の方、目の見えない方がいる場合は、自分のチームも車椅子に乗るプレーヤー、耳栓やアイマスクをするプレーヤーを設け、条件をそろえます。

【チーム全員でボールをつなぐ!風船バレー】
風船バレーには、“チーム全員が風船に触れて相手チームに返す”というルールがあります。小さいお子様からお年寄りの方までみんなが風船に触れるようにサポートし合います。小学生くらいのお子様が、どのようなサポートが必要か考えながらメンバーに声掛けしている姿をみて、胸が熱くなる場面もありました。

【玉の音とチームメイトの声でボールを察知!卓球バレー】
卓球バレーは卓球とバレーボールを掛け合わせたような競技です。玉が入っている音の鳴るボールを使い、ラケットの代わりに持ちやすい木の板を使うことで、誰でも簡単にボールを当てられる工夫がされています。さらに、プレーヤーは全員が椅子に座り、お尻を浮かせてはいけないというルールがあります。こうして、体格や力の差、障害の有無に関係なく、全員が同じ目線で楽しむことができます。

【どこにボールを投げるか?チーム一丸となって実施する頭脳プレー!ボッチャ】
ボッチャはパラリンピックの正式種目にもなっているユニバーサルスポーツです。ジャックボールという的となる白いボールに向かって各チームがボールを投げ、よりジャックボールに近いチームが勝ちとなります。
目が見えない方がいる場合には、チームメイトがボールを投げる方向から手をたたいたり、手のひらに指でボールの位置を示したりしてサポートします。
「相手ボールに当ててはじこう!」「ジャックボールを狙って転がそう!」と作戦を立てる眼差しはみんな真剣。

<風船バレー>
小さいお子様からお年寄りの方までみんなでボールをつなぎます!

<卓球バレー>
音が鳴るボールやチームメンバーの声で目が見えない方も、ボールを察知!

<ボッチャ>
みんな真剣な眼差し!どこにボールを投げるか、チーム一丸となって実施する頭脳プレーです。

皆さまからの感想

ご参加頂いた方からは沢山の温かい感想を頂きました。

「色々な人がいましたが、みんな思いやりをもって楽しんでいました。とても、好感が持てました。」
「初めて参加しましたがとても楽しかったです!娘は緊張しやすい性格ですが、呼んでほしい名前をシールに書いたことで、皆さんから気さくに名前を呼んでもらえたことで緊張がとけたようです。親でも信じられないくらい楽しんでいました。ボッチャ、風船バレー共に初めて試合形式で体験しましたが、白熱しました!とても楽しかったです。」

「During the event, playing games with participants of different age groups created a diverse and wonderful atmosphere. At the same time, it was great that the games were designed in a way that made it easy for people with physical disabilities to participate. Enjoying the games together and sharing in the joy and fun of others, especially those with disabilities, was a fantastic experience.」
(イベント中、さまざまな年齢層の参加者とゲームをすることで、多様で素晴らしい雰囲気が生まれました。同時に、障害のある方が参加しやすいようにゲームがデザインされていたことも素晴らしかったです。一緒にゲームを楽しみ、他の人たち、特に障害のある人たちと喜びや楽しみを分かち合うことは、素晴らしい経験でした。)

ご参加下さった皆さま、本当にありがとうございます!

<ケチャマヨ体操>
手を大きく広げてみんな一緒に準備体操!

<ベストチーム賞>
小さいお子様、お年寄り、障害のある方、外国籍の方等、様々なメンバーがみんなで協力し合いました。

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