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【群馬県】YOTSUBA×JICA 国境を越えた異文化交流

#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.01.28

世界から学ぶ

JICA群馬デスクでは「国境を越えた異文化交流」と題して、伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校の前期過程の英語部の学生さんと、群馬県から派遣中JICA海外協力隊員3名とオンラインでつなぎ、交流を実施しました。
英語部の学生さんから、交流を通した学びや感想が届きました!

全員で記念撮影

オンライン交流会の様子1

オンライン交流会の様子2

私たちは、四ツ葉学園中等教育学校の前期過程の英語部です。私たちは普段から英語を使った活動や、ハロウィンやクリスマスの海外の行事の企画、海外との交流活動をしています。今年度は、JICAとコラボをさせていただき、キルギス、ボツワナ、マダガスカルに群馬県から派遣されているJICA海外協力隊員の方々に話を伺いました。
 キルギスでは増田陽子さん(職種:青少年活動)から、物資の数が足りないなど、恵まれていないという話がありました。日本の学校とかけ離れている状況を見て、毎日不便なく過ごせていることにありがたみを感じました。
 ボツワナでは、福田佳太さん(職種:バドミントン)が、大学生や地元の人にバドミントンを教えていました。お話の中で、偏見や先入観を持つ前に、実際に目で見て、肌で感じることが大切だと教えていただきました。
 マダガスカルでは、今井明男さん(職種:ラグビー)が、多くの人達にラグビーの指導を行っていました。また、ファマディハナという遺体を掘り出す伝統行事があることを知りました。とても驚きましたが、日本文化とは違った、異文化を知り、そこにある人々の想いを理解して、尊重することは大事だと思いました。
 これら英語部員が知った貴重な情報や体験を学校全体に広めるために、それぞれの国についてパネルを作り、学校のエントランスに掲示しました。調べることによって、新しく学べた知識もあり、また、生徒も興味を持って見てくれていました。

学校エントランスでのパネル掲示(キルギス)

学校エントランスでのパネル掲示(ボツワナ)

世界とつながる 国境を越えたラリー

現在ボツワナでバドミントン指導をされているJICA派遣隊員の福田佳太さんを通して、ボツワナの3人のバドミントン選手たちとオンライン交流を行いました。交流では、食事・学校・スポーツ・言語などについて英語で教え合いました。私たち英語部は、普段から世界の国の学校とメッセージや投稿のやりとりをしていますが、文字だけのやり取りでは感じられないものが直接交流にはあると思います。交流する前は、正しい文法で話せるか、ちゃんと伝わるか心配で緊張していました。しかし実際話してみると、言葉だけではなく表情でのやりとりもあり、より会話をしてるなという実感が湧き、自信を持てました。また、互いに質問し合ったり文化を教え合ったりすることで、部員達はたくさんのことを学びました。そして、互いの当たり前が、他の国や地域では当たり前ではないのだと改めて感じました。ただ文法を机上で学ぶより実際にその言語を使って人と会話をすることを通して、英語を身につける良さや楽しさが分かりました。私たち英語部員にとってとても良い機会となりました。ありがとうございました。

現地とつないでくれた福田佳太隊員と、とてもフレンドリーなボツワナのバドミントン選手たち

質問タイム

英語でオンライン交流

小さな画面に広がる世界

記念撮影”Ke-a-leboga!”「ありがとう!」

これからも、群馬県内から世界と日本をつなぐグローバル人材が輩出されるよう、支援していきたいと思います。

国際協力推進員・JICA群馬デスク 佐々塚 麻里菜

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