JICA海外協力隊連携派遣を通じてウズベキスタンの農業技術向上へ—東京農工大学との新たな協力の挑戦
2025.01.23
2025.01.23
左から、JICA東京センター 田中哲平 職員、湯浅あゆ美 次長、農学研究院 船田良 農学研究院長、川端良子 教授、安永円理子 准教授
国際協力機構(JICA)は、2025年1月23日、東京農工大学とJICA海外協力隊連携派遣に関する覚書(ウズベキスタン派遣)を締結しました。締結式には、JICAから湯浅あゆ美 東京センター市民参加協力担当次長と田中哲平職員、東京農工大学からは船田良農学研究院長、川端良子教授、安永円理子准教授が出席しました。
東京農工大学は、2009年から2015年までウズベキスタンで養蚕技術や女性の地位向上に関するJICA草の根協力事業を実施しているほか、2023年からは日本ウズベキスタン協会との連携による干し柿生産の技術協力も行っています。
今回の連携では、東京農工大学が長年にわたって築いてきたウズベキスタンとの信頼関係を基盤に、JICA海外協力隊として、コミュニティの人々と協力し、水不足などの課題に対応する農業技術の改善に取り組みます。また、現地の農業事情に適した技術を持った農業普及員を育成し、農業生産性の向上や持続可能な農業の実現に向けた取り組みが進められることが期待されています。
左から 湯浅あゆ美 JICA東京センター次長、船田良 農学研究院長
(参考リンク)
田中理事長がウズベキスタンを訪問 | ニュース・広報 - JICA
干し柿プロジェクト(日本ウズベキスタン協会)
国立大学法人東京農工大学JICAウズベキスタンプロジェクト
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