【群馬県オンライン交流】大間々高等学校の生徒がタイからの授業を受けました!
2025.02.07
2025.02.07
2024-1次隊としてタイに派遣された生方千晴さん(職種:理科教育)が2025年1月22日(水)に派遣前の赴任校である群馬県立大間々高等学校の学生さんとオンラインで交流授業を実施しました。生方さんから、タイでの活動についてと、オンライン授業の様子をご紹介いただきました。
タイ派遣2024年度1次隊の生方千晴です。タイに到着してから約5カ月が経過しました。私は全寮制の中高一貫校に派遣されており、配属先の学校は、バンコクから車で約2時間の距離にあり、山々に囲まれた自然豊かな環境に位置しています。現在、私は中学1年生の理科の授業を担当しており、授業では英語とタイ語を併用し、タイ人の先生と協力しながら進めています。タイの皆さんはとても優しく親切で、困ったことがあればいつも助けてくれます。その温かい支援に感謝しながら、毎日の活動に全力で取り組んでいます。また、学校ではタイならではの学校行事が数多く行われています。行事の際には、子どもたちと一緒に楽しみながら文化を学び、貴重な経験を積んでいます。
配属先の学校からは大仏が見えます
タイでの授業の様子
今回実施した私の日本での所属先である群馬県立大間々高等学校へのオンライン授業では、タイでの活動の様子を紹介するとともに、「持続可能な社会」の実現に向けて私たちにできることについて、生徒の皆さんと一緒に考えました。現在、世界はさまざまな課題に直面しており、それらの解決に向けた行動が求められています。これらの課題を根本的に解決し、すべての人々にとってより良い世界をつくるために掲げられたのが「SDGs(持続可能な開発目標)」です。授業では、なぜ私たちがSDGsの目標達成を目指すのか、そして一人ひとりにできることは何かについて、生徒の皆さんに考えてもらいました。生徒の皆さんからは、それぞれの視点で意見を共有してもらい、真剣に考えている様子が伝わってきました。今回の授業で得た学びを忘れずに、日々の生活の中で意識し続けてもらえたら嬉しいです。
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これからも、群馬県内から世界と日本をつなぐグローバル人材が輩出されるよう、支援していきたいと思います。
国際協力推進員・JICA群馬デスク 佐々塚 麻里菜
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