【埼玉県】所沢高等学校 高校生×南アフリカ サイエンスセンターとのオンライン交流会が行われました!
2025.02.13
2025.02.13
2025年1月31日(金)、埼玉県立所沢高等学校定時制の高校生と、南アフリカ共和国(以下、南アフリカ)のヴワニ サイエンスセンターのインターン生とのオンライン交流会が行われました。昨今の世界では、様々なバックグラウンドを持つ人々が、お互いを尊重し支え合いながら生きていくことが求められている時代になってきています。そんな時代を生き抜いていく生徒たちにとって、必要不可欠である「多文化共生」の視点だけでなく、真の意味での「生きる力」を身に付けるため本交流会を実施しました。2024年9月より、JICA海外協力隊員として埼玉県から南アフリカに派遣されている理科教員(現職)の職場と所沢高校を直接つないだ授業です。
JICA東京と埼玉県教育委員会は、県立学校に勤務する現職の教員を南アフリカへ JICA 海外協力隊として派遣することに合意し、覚書を締結しています。
この連携事業の目的は、南アフリカと埼玉県双方の科学振興及び理科教育に貢献し、両国の友好・協力の架け橋となる人材の育成を図ることです。埼玉県から南アフリカへの教員短期派遣(夏休みの約1ヶ月間)は、2016年度から実施され、これまで15名の埼玉県の教員が派遣されてきました。現在は、長期(2年間)の派遣を核に短期派遣を組み合わせた協力を展開しています。
所沢高等学校の高校生とヴワニ サイエンスセンターのインターン生は、お互いの文化や風習について紹介し合い、意見交換を行いました。
現地の食べ物を見て「この料理おいしそう!」「虫も食べるの?!」と盛り上がったり、「このアニメ私も好き!」と意気投合したり、7時間の時差を感じさせない、和気あいあいとした雰囲気で行われました。自分の国との違いを受け入れ、相手の国の文化・風習・人柄を尊重し、お互いの国を知るきっかけとなりました。
準備した資料を片手に、一生懸命英語で説明する生徒たち
オンライン交流会終了後、生徒たちは慣れない英語を使ってずっと話していたため疲れているかと思いきや、達成感に満ち溢れ「楽しかったね!」とクラスメイトと感想を言い合いながら、教室を後にしました。
画面の向こうにいる南アフリカの生徒の話に、前のめりになりながら耳を傾ける生徒たち
実際に異文化を経験することや、異なる背景を持つ人たちと直接交流することは、これからの未来を生きる児童・生徒にとって、お互いの違いを知り、認め合い、理解をしていくという多文化共生社会を作り出す素地となっていきます。
今後とも埼玉県の学校における南アフリカとのコラボレーションを、ぜひご期待ください!
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