早稲田大学とラオス文化遺産保護分野でのJICA海外協力隊連携派遣について覚書を締結
2025.02.12
2025.02.12
早稲田大学 文化財総合調査研究所 田畑 幸嗣 所長
JICA東京センター 紺屋 健一 所長
国際協力機構(JICA)は、早稲田大学文化財総合調査研究所とJICA海外協力隊連携派遣に関する覚書(ラオス派遣)を締結しました。
今回の連携では、早稲田大学文化財総合調査研究所の研究員および学生等がJICA海外協力隊として派遣されます。派遣された隊員は、ラオス情報文化観光省遺産局と協力し、早稲田大学がこれまで実施してきた文化遺産調査研究を通じて蓄積された知見を活かした、ラオス国内の文化遺産保護と記録保存に関する技術移転を行います。また、文化遺産データベース化やマッピングのノウハウを提供し、ラオスの文化遺産分野での人材育成に貢献します。
これらの取り組みを通じて、ラオス国内で文化遺産を保護・記録するための基盤を作り、今後の文化遺産保護活動を支える人材を育成することを目指しています。さらに、地域住民に対して文化遺産の重要性を伝え、保護活動への協力を促すことで、ラオス全体で文化遺産に対する認識を高めることが期待されています。
(参照リンク)
文化財総合調査研究所 – 早稲田大学 総合研究機構
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