JICAと電気通信大学、JICA海外協力隊連携派遣に関する覚書を締結(メキシコ派遣)
2025.02.06
2025.02.06
電気通信大学 国際社会実装センター 特任教授 石垣陽様
JICA東京センター 所長 紺屋健一
独立行政法人国際協力機構(JICA)はこのたび、国立大学法人電気通信大学と、JICA海外協力隊の連携派遣に関する覚書を締結しました。本覚書に基づき、同大学の大学院生や卒業生などが、JICA海外協力隊員としてメキシコに派遣されます。
電気通信大学は、筋電義手の研究において、3Dプリンターの活用による低コスト化や製造の高速化、小型・軽量化の実現に加え、「適応学習機能」を搭載するなど、研究成果の実社会への応用を積極的に進めています。
派遣される隊員は、同大学からの専門的な支援を受けながら、メキシコ国立工科大学および関係機関において、筋電義手をはじめとする先端医療福祉機器の普及に向けた技術支援を行います。この取り組みにより、メキシコの社会状況に適した筋電義手の製造技術や関連する周辺技術の向上が期待されています。
用語解説:
筋電義手:腕の筋肉の動きを感知し、その信号によってハンド部分を動かすことができる義手。
参照リンク
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