東京フィルハーモニー交響楽団より、3月の定期演奏会にご招待いただきました
2025.04.03
2025.04.03
東京フィルハーモニー交響楽団は国際交流事業の一環として、海外からの留学生や研修員を定期演奏会に招待する制度を設けています。
この度、JICA研修員を3月の定期演奏会にご招待いただき、インド、ジョージア、ガーナ、ボツワナ、ザンビア、チュニジア、ガーナ、タイ、ジンバブエからの研修員10名が参加しました。
プログラム
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)*
ウェーバー/歌劇『オベロン』序曲
ヒンデミット/ウェーバーの主題による交響的変容
〈ヒンデミット生誕130年〉
指揮:ケンショウ・ワタナベ
ピアノ:髙木竜馬*
ストラヴィンスキーの三大バレエ楽曲の一つである「ペトルーシュカ」は、次々と現れる旋律が物語のイメージを掻き立て、ドラマチックで鮮やかな演奏で、フルートやピアノ、それぞれのソロが際立って本当に素晴らしい。
今回は少し時代が新しいクラシックでしたが、ビートが効いている曲が多く、研修員も引き込まれるように聞き入り、体を揺らして楽しんでいました。最後のヒンデミットのフィナーレの盛り上がりでは思わず声が漏れ、満場の拍手の後も興奮冷めやらずでした。
今回のコンサートに参加したのはお互い初対面の研修員も多かったですが、オーケストラの素晴らしい演奏で元気をもらい、リラックスできたようで、日々の研究の大変さや息抜きの工夫なども話し合って良い交流の機会にもなっていました。
いつも国境を超えて音楽の素晴らしさを体験させてくれる、東京フィルハーモニー交響楽団のみなさまに心より御礼申し上げます。
東京フィルハーモニー交響楽団
https://www.tpo.or.jp/
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