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2025年度 教師海外研修の概要

2025年度は、茨城県と栃木県の先生9名がアフリカのウガンダ共和国での海外研修に参加しました。

今回の研修では、現地の教育機関や支援団体、JICA事業現場等を訪問し、視察や意見交換を行いました。あしながウガンダやチャングワリ難民居住地の初等教育校、メンデカレマ小学校などを見学し、現地の教育環境や抱えている課題、子どもたちの学ぶ様子について理解を深めることができました。また、各地で交流授業も行い、現地の子供たちとの交流を深めるとともに、日本の生徒たちと事前に準備した「うちわづくり」などを行いました。その他、JICAの様々な支援の現場を目にすることで、改めて教育の役割や可能性を再認識し、今後の授業づくりや児童生徒へ伝えていこうとする意欲につながりました。

参加した先生達は、ウガンダでの学びや感動を教材にし、学校の生徒たちに自分の想いを伝えるため、9月~12月にかけて授業実践を行いました。以下、本研修の詳細や先生たちの授業実践の内容や生徒の学びの軌跡などをご覧いただけます。

授業実践レポート
学校名 氏名(敬称略) 担当教科 報告書(PDF)
*( )内は実践強化
私立茗溪学園中学校高等学校 木村 昌司 社会科 「自分ゴトとして平和を考える ―ウガンダ・チャングワリ難民居住区を事例として―」(総合)
つくば市立春日学園義務教育学校 佐川 明日香 外国語科・図画工作科・総合科 「ともにくらすわたしたち ~世界を知り 未来をつくる~」(総合・道徳)
茨城県立三和高等学校 滝本 大翔 数学科 「私が社会の担い手」(総合)
茨城県立日立北高等学校 廣瀬 愛 地歴公民科 「世界の課題を知る、感じる、考える」(地歴公民)
茨城大学教育学部附属小学校 宮本 渚 外国語 •2年生:「せかいのともだちとキラリ」(外国語活動、学級活動、道徳)
•6年生:「つながる世界 わたしたちが想い描く未来」(外国語、学級活動、道徳)
翠輝学園つくば市立みどりの南小学校 諸星 智慶 算数科、社会科、道徳科、総合科 「わたしとつながる世界・わたしが広げる世界」(総合、道徳、国語、社会)
栃木県立富屋特別支援学校 遠藤 いさみ 全科 「アフリカから世界に出会おう、体験しよう」(総合)
宇都宮市立晃陽中学校 倉沢 美穂 英語科 「ウガンダと出会う未来 世界とつながる私たちのストーリー」(英語、道徳、総合)
宇都宮市立上河内中学校 坂入 晃 外国語科 「Think Globally, Act Locally」(総合)

2024年度 教師海外研修参加者の2025年度の活動:

2月には、最終振り返り会と過年度参加者との勉強会、成果報告会を行いました。

成果報告会に先立ち、研修参加者による最終振り返り会を行いました。研修を通して得た学びや、今後の授業づくりへの展望について率直に意見を語り合いました。視野の広がりや、生徒の変化、そして研修内容を教育現場へどのように還元していくかなど、一人ひとりの思いが共有され、互いの理解を深める時間となりました。

続いて行われた過年度参加者との勉強会では、これまでの取り組みや実践例を伺いながら、先生方自身が来年度どのように活動していくかを、より具体的に考える機会となりました。経験者の声は、参加者にとって大きなヒントと刺激となりました。

成果報告会には、教員の皆さまだけでなく、国際理解教育に関心をお持ちの多くの方々にもご参加いただきました。研修の学びを生かした体験型の模擬授業では、学習プロセスを体感していただき、国際理解教育をより身近に感じてもらえる内容となりました。成果報告発表では、参加者同士が意見を交わす場面も多く、研修で得た経験が更に広がる有意義な時間となりました。