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課題別研修「港湾保安能力向上」が終了しました

2024.12.27

この研修プログラムは11月22日から開始し、12月13日に終了しました。今年度はカンボジア、ジブチ、マダガスカル、ミクロネシア、モザンビーク、チュニジア、イエメンから港湾分野の行政官7名が参加しました。

このコースは2005年から開始され、毎年実施されているものです。国土交通省港湾局、国際臨海開発研究センター(OCDI)にご協力いただき、プログラムでは東京港、横浜港、名古屋港、広島港、神戸港、大阪港などを視察しました。港湾保安の目的は、世界の港湾が適切な出入り管理など、同じ対策を講じることにより、テロ等の脅威が船や貨物にまで及ぶことを防いで、安全で安定した海上貿易を確保することです。

研修員からは、「日本の新しいノウハウを得られたため、帰国後に施設の向上を目指したい」という決意表明や「フランス等ヨーロッパでの研修では理論的な内容のみで実践面が薄かったが、今回の研修では実践面を学べた」といった感想も寄せられました。

帰国後は、IMO(International Maritime Organization、国際海事機関)が定める国際ルールの実践について、研修で学んだことを所属組織で共有し、実現して欲しいと思います。

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