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【SDGs】世界とのつながりを知って、自分にできるアクションを考えよう!/ Learning through Inter-connection with the World – Take Action for Sustainable Future!

2022年10月28日

福井大学語学センター主催の学生イベント「描こう!明るい未来 Take Action for SDGs」で講演を行いました。みんなで知恵を絞ったワークショップの後は、SDGsソングのミニライブで締めくくり。20名が参加したアツいイベントでした!(JICA北陸 野吾奈穂子)
JICA Hokuriku delivered the lecture relating to our sustainable future at Fukui University on October 7. After the active workshop, we enjoyed singing SDGs theme song together with Fukui University students.

ニュースにならない世界の話とJICAの取り組みを知ろう

世界のさまざまな課題についての講演。20人が熱心に耳を傾けてくれました。

10月7日(金)13:30~15:30、福井大学でSDGsを考えるイベント「描こう!明るい未来 Take Action for SDGs」が開催されました。日本人学生だけでなく、アメリカやマレーシア、中国、メキシコ、カメルーンからの留学生も参加して、会場はとても国際的な雰囲気でした!
32ヵ国を訪問した経験のあるJICA職員の野吾から、「日本はなぜ国際協力を行うのでしょう?」という問いを学生のみなさんに投げかけたところ、「先進国としての責任がある(日本人学生)」「助け合いは当たり前のことだと思う(アメリカ人学生)」という意見が出たので、「相互依存」というキーワードでお話しをしました。洋服、食べ物、エネルギーまでも、日本はさまざまな「資源」を諸外国に頼っています。私たちの豊かで選択肢が多い社会は世界の資源、地球の資源のおかげで支えられているんですよね。ファストファッションやパーム油など、ニュースではほとんど聞かないけれど私たちの生活と切り離せないものを題材に世界の課題についてお話ししながら、国際協力を行うJICAの取り組みもご紹介しました。

ワークショップには全員が真剣に参加。自分たちが暮らすミライの社会をどうしていきたい?

プログラム後半は、今回のイベントを運営する学生チューターの皆さんが準備してくれました!
JICAが制作したSDGs冊子教材『共につくる 私たちの未来』を参照したというワークショップでは、身近なものの写真やSDGsのアイコンをツールに使いながら、参加者全員が身を乗り出して意見を出し合いました。育ってきたバックグラウンドや出身国が違うからこそ、お互いの意見で新しい発見があるのがグループワークの醍醐味。「家の中でもできること」「学校でできること」など、活動のレベル別にアクションプランを作りました。イベントの場だけで終わらせない、会場を出てからのアクションにつながる1枚を各自が持ち帰りました。

イベントのラストは野吾自作のSDGsテーマソングで、参加した全員が盛り上がって楽しく終了となりました。

参加者からは、「とても勉強になったし、想像以上に面白かったです!」、「素敵な講演ありがとうございました。まだまだ知らなかったりわからなかったりするSDGsについてまた新たな1面を知ることができました。これをきっかけにSDGsへの理解をさらに深めたいと思いました。」、「自分や世界をじっくり考えてみるいい機会でした」というコメントが寄せられました。
私たちが暮らすミライを作るのは、私たちが主役。仲間とつながって、楽しみながらこれからの社会をデザインしていきましょう!

参加してくださった学生のみなさん、企画運営に携わった学生チューターのみなさん、この場をご提供くださった福井大学国際課の皆様、本当にお疲れ様でした。

【画像】JICA北陸ではSDGsや世界の課題、これからの社会について、みなさんと一緒に考える場を今後も作っていきたいと思います。講師派遣のリクエストは、どうぞお気軽にご相談ください。