バングラデシュ 国内最長の鉄道橋ジャムナ鉄道専用橋が開通!
掲載日:2025.03.21
イベント |
(開業式典の様子)
イベント:ジャムナ鉄道専用橋 開業式典
日時:2025年3月18日
主催:バングラデシュ国鉄
場所:バングラデシュ(シラジガンジ県及びタンガイル県)ジャムナ鉄道専用橋
バングラデシュ鉄道省次官、バングラデシュ国鉄総裁、齋田駐バングラデシュ大使、ジャムナ鉄道専用橋建設プロジェクトコントラクター及びコンサルタント各社、JICA
2025年3月18日、ジャムナ鉄道専用橋の開業式典が開催され、JICAの円借款事業を通じて建設を支援した同鉄道橋の正式な開通を関係者一同で祝福しました。式典には、バングラデシュ政府及び日本政府関係者、プロジェクト関係者ならびに多数メディアが出席、JICAからは伊藤南アジア部長、市口バングラデシュ事務所長が出席しました。
式典では、各出席者の代表からのスピーチが寄せられ、鉄道省のファヒムル・イスラム次官は、バングラデシュ国民への惜しみない支援に対し、日本の人々、日本政府、JICA、そしてプロジェクトに関わったコントラクター・コンサルタント含むすべての関係者へ感謝の意を表されました。また、建設が開始された2020年を振り返り、コロナ禍においても工事を進め、様々な困難を乗り越えてこの日を迎えられたことは、バングラデシュ及び日本の技術者・専門家のたゆまぬ努力と協力の証であることを称えました。
(ジャムナ鉄道専用橋)
(記念列車)
全長4.8kmの鉄道橋は、バングラデシュ国内において最長となる鉄道橋で、ジャムナ川は世界有数の流水量を誇るいわゆる「暴れ川」と言われています。雨季・乾季での水位差が大きく、毎年洪水が発生しているという特徴もあり、橋の将来的な持続性や維持管理コストの削減を見据え、日本の最先端技術が採用されています。
同鉄道橋は、首都ダッカとバングラデシュ北西部地域を結ぶ新たなゲートウェイとなり、バングラデシュの経済発展を支える鉄道輸送の効率化や国内及びインド含む近隣諸国との連結性向上に寄与することが期待されます。
(プロジェクトサイト)
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