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2022年10月28日
兵庫県立西宮今津高等学校の2年次の選択科目であるフードデザイン(家庭科)の授業で、「世界の食文化と食糧事情」というテーマに合わせてJICAの国際協力出前講座を2回実施しました。
2022年10月25日(火)講義
フードデザインを選択した生徒は、これまでの授業で日本の食文化を学んでいて、今回は海外の食文化を学び比較する機会として、出前講座を利用しました。
講師は、青年海外協力隊として中米グアテマラに派遣され、栄養士として活動された飯田さんに依頼し、現地の食生活についてのお話をしていただきました。また食文化の他に現地の学校の様子も紹介し、生徒の関心を惹きました。
2022年10月28日(金)調理実習
この日は前回の講師と同じ飯田さんによる調理実習を行いました。生徒たちは、現地グアテマラの食材を使って生地からトルティーヤを作る体験を楽しみながら行いました。作り方の説明には飯田さんが作成された動画を使用しました。動画では調理方法だけではなく、現地の市場の様子も紹介され、日本との様々な違いに気づく機会となるよう工夫されていました。
生地をこねて成型する作業では、なかなか現地の人が作るようにはいかない難しさを体感し、実際に食べたときの反応も皆様々で、1回目の講義だけでは得られない学びがあったようでした。
事後学習・今後の取り組み
事前に調べていた梅干しや味噌作りといった伝統的な食文化や、修学旅行先の沖縄の食文化とあわせて、今回の出前講座と実習について模造紙にまとめて学内の2月の発表会で展示したとのことです。
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