関西でがんばる!一時帰国中のシニア海外協力隊員を紹介します-Part1-

首都のパプアニューギニア大学で、日本語を教えていました、村瀬正則と申します。活動2年目の授業開始から1ヶ月、学生の個性がわかってきた頃に一時帰国することになってしまいました。

日本に帰国後は、メールで指導を続けています。大学が休校だったときには、返信する学生が極端に減りました。学習意欲の減退やインターネットのトラブルが原因だったようです。5月9日の大学再開以後は、学生の返信が急に増えました。多くの授業がオンラインになったそうで、大学のインターネットが改善されたと聞いています。

メールでの指導は時間がかかります。間違いを指摘し、英語で解説します。「教科書の○○を復習しなさい」という指導も必要です。リスニングを増やす必要があるので、自作問題も作り始めています。勉強だけではなく、日本の生活紹介等で興味・関心を喚起しようとしています。

現地での活動は順調だったのですが、生活ではストレスが溜まっていました。首都は治安面で注意が必要で、行動に大変気を使っていました。日本では、散歩やサイクリングを楽しんでいます。学生が写真をたくさん送ってくれたので、ブログ作成にも精を出そうと思っています。

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【日本語授業の教室】
1986年に日本が視聴覚機器を整備したので、日本語講座に優先使用権が与えられています。機器のすべては故障して使えませんが。

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【学生が送ってきた解答】
PCやスマホで日本語入力できない学生も多いので、ノートの写真を送ってきます。入力ミスも多いので、「見直し」をするように注意しました。

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【民族舞踊】
地方毎に民族舞踊があります。細くした草をムチのように使い、足や腕をたたくだけの民族舞踊もあります。悪霊に自分の強さを見せつけ、寄せつけないようにするためです。