関西で頑張る!一時帰国中の海外協力隊を紹介します-Part14-【兵庫県】

初めまして、高村有紀(マダガスカル、2018-4次隊、日本語教育)と申します。私は2019年4月からマダガスカルの首都にあるアンタナナリボ大学で約120名の学生に対して、主に会話や作文、日本文化の紹介授業を行っておりました。

皆様、ご存知でしょうか?実はマダガスカルはアフリカで2番目に日本語学習者が多い国です。学生に日本語を学ぶきっかけを聞くと、目をキラキラと輝かせて、「子どもの頃から見ているアニメを、いつか字幕なしで理解できるようになりたい」「日本へ留学したい」「日本食が食べたい」等と答えてくれます。勿論、その熱意は授業を受ける姿勢にも表れていました。寝る学生は1人もおらず、日本語を一生懸命勉強する彼らの姿にパワーをもらい、私自身も彼らと共に学んでいこうという気持ちが芽生え、日々活動をしておりました。

現地では日本語教師数が足りない為、上級生や将来日本語教師を目指す卒業生に対し「日本語の教え方」の指導もしておりました。また首都以外の地では隊員主催のイベントに参加し、茶道披露や浴衣の着付けも行いました。

一時帰国中の現在は現地へ向けて授業を録画しFacebookに投稿を行ったり、ZOOMを使ってマダガスカルと日本の大学生の交流会も行っております。

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マダガスカル・アンチラベにて先輩隊員が開催したイベントに参加した時、お茶の披露をしている様子。

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クラブ活動で日本語を熱心に勉強する学生たちに対して書道で漢字を紹介しているところ。

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現地の同僚と日本文化紹介の授業を行っているところ。