関西から飛び立ち、途上国で頑張る!派遣中の協力隊を紹介します-Part4-【兵庫県】

スタッフより一言:
兵庫県出身の由地一樹さんは、2020年1月にセルビアに派遣されましたが、新型コロナ感染症拡大のため2020年3月に一時帰国しました。由地さんは、延べ9カ月に及ぶ日本国内での待機期間を経て、2020年12月にセルビアに再赴任し、2022年1月まで活動予定です。セルビアでは空手を含め日本の武道や文化への関心が高く、由地さんの配属先はヨーロッパ選手権のチャンピオンを輩出する名門クラブ。「由地隊員からは空手の技術はもとより、日本人の考え方を学びたい」と期待されています。

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配属先の選手と由地一樹さん:写真右

名前:由地 一樹
出身地:兵庫県
隊次:2019年度2次隊
派遣国:セルビア
職種:空手道
JICA海外協力隊参加のきっかけ:
「スポーツを通じて国際協力」を行いたいという想いから応募。

自己紹介

初めまして。ヨーロッパにあるセルビアで空手道隊員として活動しております由地一樹(ゆうじかずき)と申します。

今回から皆様に活動内容やJICA海外協力隊についてお伝えするにあたり、セルビアという国、またJICA海外協力隊としての活動を知っていただく機会になればと思います。私自身も皆様の興味や関心に応えられるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。

JICA海外協力隊参加への動機

私は今回2回目の協力隊参加となります。最初は、2016年1月にアフリカのルワンダで活動してきました。きっかけは、「スポーツを通じて国際協力」を行いたいとの考えがあり、世界の人々に「空手道」を知ってほしい、もっと学んでほしいという思いもあって、協力隊へ応募しました。

セルビア赴任後の活動

私は、首都ベオグラードから75キロメートルほど離れたアランジェロバツ市にあるクラブチームで空手道の指導を行うコーチをしています。2020年2月に赴任しましたが、わずか1か月後に新型コロナウイルス感染拡大で帰国し、待機期間を経て2020年12月に元の配属先に再赴任となりました。

活動としては、マスクの着用・アルコール消毒や距離を取って指導を行うなど、色々と制約がありますが、何事にも代えがたい経験をさせてもらっています。コロナ禍で「自分の出来ること」を考えて活動を行っていきたいです。また、セルビアでの活動や暮らしの様子などを、皆様にお伝えできるようにしていきたいと考えています。

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セルビア代表選手(女性)とコーチ(男性)、生徒と一緒に写真撮影。

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空手クラブの子供たちと一緒に写真撮影。

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空手クラブの子供たちと話をしている様子。

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審判をしている様子。