関西から飛び立ち、途上国で頑張る!派遣中の協力隊を紹介します-Part27-【滋賀県】

【画像】

氏名:山口咲子
出身地:滋賀県
隊次:2022年度1次隊
職種:水質検査

自己紹介及び任国紹介

はじめまして。2022年8月にセントルシアに来て、水質検査の隊員として活動している山口咲子と申します。セントルシアは日本ではあまり聞きなれない国だと思いますが、カリブ海に浮かぶ淡路島とほぼ同じ大きさのとても小さな国です。観光産業が盛んで、カナダ、アメリカ、イギリスなどの国からクルーズシップで訪れるリゾート地としても有名です。バナナやマンゴー、パパイヤ、ココナッツなど果物が豊富に採れ、歩けばマンゴーの木にあたります。白い砂浜に青い海が映え、緑が多い自然豊かな美しい国です。

JICA海外協力隊参加の動機

学生時代に青年海外協力隊の事を知り、帰国隊員の活動報告や募集説明会に参加する中で漠然と私もいつか技術を活かして開発途上国の方の助けになればと考えていました。これまで4回ほど青年海外協力隊に行きたいと思うタイミングがありましたが、自分自身の技術に納得がいかず断念していました。5回目、やっと今なら行けるという確信を持つことができ今回の応募に至りました。

赴任後の活動内容について

私はセントルシアの公的機関である水資源管理局で水質検査員として活動しています。配属先は秘書の方以外は全員男性でお兄さんがいっぱいいます。そんなお兄さんたちと、色々なネタで話が盛り上がります。セントルシア人は声が大きくおしゃべりが好きな人が多いです。

配属先はこれまで水質検査の経験がほとんどなかった為、私の活動は配属機関での水質検査の基盤を築くことを目標としています。月に一回セントルシア国内の河川をまわり、野外調査を行い、河川水を採水しラボで環境項目を測定しています。今後は継続的なモニタリング調査を実施していくこと、また水質検査の後継者をつくっていきます。