関西SDGsプラットフォーム総会の議案説明会を開催

2022年5月30日

配信会場の様子(司会者(右)と議案説明者(左)(いずれもKSP事務局))

2022年5月20日に、関西SDGsプラットフォーム(以下、「KSP」)の第5回総会についての議案説明会がオンラインで開催されました。
KSPは、SDGsの達成に向けて、関西の民間企業、市民社会団体(NPO・NGOなど)、大学・研究機関、自治体・政府機関といった、多様なアクターが参加するプラットフォームとして、2017年12月16日に141団体で発足、現在は1405団体が加盟する規模に成長しました(2022年5月現在)。

オンライン画面の様子

コロナ禍以降、KSP総会は電子メールによる書面決議方式で実施してきました。今回の総会も書面決議方式ではありますが、議案に対する各加盟団体の賛否判断の一助となるよう、議案説明の場を初めて設けました。オンラインとはいえ、3年ぶりの「顔が見える」場となりました。

本会では、まずKSP運営委員長から開催挨拶をいただき、その後、KSP事務局から議案説明を行いました。

①「会員情報の整備による検索機能の強化」について、HP改修後のイメージ

2021年度の活動報告として、「行動の10年(※)」に向けて、会員のより具体的な行動を促すしかけ作りの検討を行い、プラットフォームの持ち味を活かした「加盟団体間の協働による行動」を促進するための準備に入ったことが取り上げられました。

(※)行動の10年とは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成を10年後に控えた2020年1月から2030年(目標年)の期間を指します。

2022年度の活動方針として、加盟団体の連携と協働により、各加盟団体が目指すSDGs達成への取組みが促進されること、事務局は、そのための具体的なサービスとして、①「会員情報の整備によるKSPのウェブサイト検索機能の強化」、②「共通の関心事項を有する加盟団体向けの交流機会の創出」、③「連携や協働事例の積極的な発信」を実施することを説明しました。

また、KSP全体の活動だけではなく、KSP内に今現在設置されている7つの分科会から、それぞれの活発な活動実績のご報告と、今年度の目標について具体的な説明を行っていただき、分科会を通じた会員間での協働促進も期待される内容となりました。KSPが皆さまのつながりを後押しするようなホームページの機能強化やイベント企画で新たなアイデアを形にしていただくなど、引き続き進取の気性に富んだKansaiで皆さんとともに、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。

〇関西SDGsプラットフォームについての詳細は下記リンクよりご覧ください