神戸大学との連携協定を更新

2021年3月15日

国際協力機構(JICA)と神戸大学は、2016年3月に締結した連携協定の有効期間が満了し、今後のさらなる連携強化に向け同協定を2021年3月1日付で更新しました。

JICAと神戸大学は、開発途上国の未来と発展を支えるリーダーとなり得る人材が関連分野の修士号・博士号を習得する機会を提供する長期研修員受入れ事業をはじめ、神戸大学の学生が日本の開発途上国への協力について学ぶ授業「国際開発援助論(JICA)」の実施、ベトナムでのリハビリテーション人材の育成を支援するプロジェクトの共同実施、長期研修員に広く近代日本の開発経験等を学ぶ機会を提供するJICA開発大学院連携プログラムなど、様々な協力事業を実施しています。

双方が連携し、神戸大学に蓄積された知見とネットワークが開発途上国でより一層活用されるとともに、国際協力の現場を同学の教育研究に活用することで、将来の国際協力の担い手育成につながることが期待されます。


【独立行政法人国際協力機構と国立大学法人神戸大学との間の連携協定】
締結日 :2021年3月1日
署名者 :神戸大学学長 武田 廣、JICA理事長 北岡 伸一
有効期間:締結日から5年間

連携対象分野:
(1) JICA研修員・留学生の受入れ
(2) 教員、職員、特別研究員等のJICA調査団への派遣
(3) 教職員等のJICA専門家としての派遣
(4) 教職員等及び学生のJICA活動への参加に対する支援
(5) 大学によるJICA活動と連携した教育・研究活動の実施及びJICA職員の参加その他の人事交流
(6) 施設の相互利用促進
(7) 前各号に掲げるものの他、双方が合意する事項