カテゴリー:環境 農業 国際協力
沖縄県の青い海と多種多様な生物を育む自然豊かな県土の保全と復元を図り、次世代に引き継ぐためには、自然との共生に資する技術の開発と普及が必要とされている。さらには、その知見をSDGsやカーボンニュートラルといった世界規模で取り組む大きな目標の実現に活かすことも必要とされている。沖縄県環境リサイクル推進協議会では、今後、国内外で普及が予想されるバイオマス発電から発生する「木質系バイオマス燃焼灰」などに代表されるリサイクル材を活用した、環境にやさしい設計、建設材料、工法について取り組み、県内外へ発信を行うことを目的とする。また、会員相互に緊密な連携を図りながら協働することにより、より環境への負荷の少ない持続的に発展することができる技術の開発、普及に努め、循環型社会の構築を目指すことを目的とする。その活動の主体となる会員は、琉球大学などの研究機関、設計コンサルタント、建設会社、製品メーカーなど業種の垣根をこえて、環境に関する課題の解決に取り組んでいる。