夏休み一日図書館員を小学生が体験しました

2022年8月23日

 8月16日、浦添市内の小学生3名(5年生2名、6年生1名)が、一日図書館員として浦添市立図書館とJICA沖縄図書資料室の業務を体験しました。
 
 児童らはJICA沖縄と図書資料室について説明を受けたあと、お昼休みを利用して本を借りに来たJICA研修員(開発途上国から沖縄の技術を学びにきた)を相手に、カウンター業務に挑戦しました。

 「Hello! May I help you?(何かお手伝いしましょうか?)」
練習してきた英語を使って緊張しつつ研修員に声をかけると、「移民についての本はあるか」、「沖縄の動物の本はあるか」などの質問が英語でされ、児童らは職員のサポートを受けながら書架を案内したり、貸出手続きを行いました。

 その後の交流ではブラジル出身の研修員から、沖縄に来るには2日かかったこと、ポルトガル語で「ありがとう」は「オブリガード(男性)・オブリガーダ(女性)」、「バイバイ」は「チャオ!」と教えてもらい、研修員が帰るときには皆元気よく「チャオ!」と挨拶できました。

 業務体験終了後には、「楽しかった、もっとやりたい」、「英語が難しかったのでもっと勉強したいと思った」、「ブラジルにも沖縄の名字の人がいることが分かった」などの感想が寄せられました。

「夏休み一日図書館員」プログラムは、浦添市立図書館とJICA沖縄図書資料室の共同企画です。