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中米統合機構(SICA)地域向けウェビナー 「ドミニカ共和国における観光セクタープロジェクトからの学び」の開催~中米地域の観光地域経営モデル強化への活用~

#1 貧困をなくそう
SDGs
#8 働きがいも経済成長も
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs

2026.06.23

2026年3月12日(木)、JICAが中米統合機構(SICA)地域を対象に実施している「SICA地域持続可能な観光/コミュニティベースドツーリズム振興のための能力強化プロジェクト」の活動の一環として、同地域全体向けのウェビナー「ドミニカ共和国における観光セクタープロジェクトからの学び」が開催されました。

本ウェビナーは、過去にJICAがドミニカ共和国で実施した技術協力プロジェクトで活用された観光推進手法やプロジェクト実施後の観光省における教訓など、同国が培った知見をSICA地域の他7か国に展開することを目的に開催され、域内8か国から観光行政官やコミュニティリーダーら約100名が参加しました。

ウェビナーでは、ドミニカ共和国の観光省、国家職業技術訓練機構(INFOTEP)、プロジェクトに参加したコミュニティ代表者らが、観光セクターの中小零細企業を対象とした支援実績、他国・地域で横展開可能なガバナンスモデル等、JICAの協力後も引き続き残る教訓を紹介しました。
また、地域力向上ユニット(UMPC、Unidad Municipal de Patrimonio Comunitario)の創設や、100コース以上の研修を通じた人材育成などが重要な成果として強調され、これらの取組が、同国観光省における新部署(コミュニティ観光を担当)の設立に繋がったことや、自立的に運営される観光地としてコミュニティが成功を収める礎となったことが示されました。

8か国の観光省庁及びパイロットコミュニティの代表者は、2026年6月に2週間程度来日し、日本の観光振興に係る経験や知見を学ぶ予定です。
日本の地方が有する観光開発、地域経営のノウハウを共有することは、SICA地域全体における持続可能な観光産業の成長のみならず、日本国内の観光地・観光行政にとっての価値の再認識や地域の国際的認知度の向上、経済・国際交流の活性化にも繋がり、国際協力を通じた日本国内への価値環流が期待されます。

各国がドミニカ共和国での教訓と日本での学びを融合させ策定するアクションプランの実行により、日本とSICA地域の相乗効果の発現をJICAはサポートしていきます。

【ウェビナー開催概要】


●開催日:2026年3月12日(木)

●参加者:SICA地域(、ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、ドミニカ共和国) の観光行政官・コミュニティリーダー等約100名

●イベント登壇者:
 カルロス・ペゲーロ氏(ドミニカ共和国観光省 副大臣)
 ジラ・ベルメントン氏(ドミニカ共和国観光省 地域イニシアティブ局長)
 マリア・ルイサ・バスケス氏(ドミニカ共和国観光省 持続可能なコミュニティ観光担当)
 坂口 幸太氏(ドミニカ共和国 事務所長)

●ウェビナー実施報告書:
 Informe del webinario “El aprendizaje de proyectos del sector turístico de República Dominicana”

【プロジェクト概要】


●案件名:「SICA地域 持続可能な観光/コミュニティベースドツーリズム振興のための能力強化プロジェクト」

●実施期間:2025年3月~2029年2月(予定)

●案件概要:
・観光政策や観光セクター振興に関係する日本独自の知見・経験をSICA地域の関係者に共有することによって、より持続的かつ多様性あふれる観光産業が中米・カリブ地域で成長することを目標とした技術協力で、日本人の専門家2名(櫻井真美 チーフ・アドバイザー、佐藤知美 研修管理/業務調整)が現地で活動。
・選定された8つのパイロットコミュニティを対象に実施する。
 ①観光地域経営能力強化支援
 ②観光マーケティング能力強化支援を通して、最終的にSICA地域で「コミュニティベースドツーリズムガイドライン(案)」を策定することを計画。

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