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メキシコ国立自治大学

2021年度の取り組み

メキシコでJICAチェアにかかるオンライン説明会を開催

2021年4月、メキシコ外務省、駐日メキシコ大使館、在メキシコ日本国大使館等の協力を得て、メキシコにおけるJICAチェアのオンライン説明会が開催されました。メキシコ国際開発協力庁(AMEXCID)技術科学協力総局長、在メキシコ日本国大使、駐日メキシコ大使、JICA中南米部長、またメキシコ国立自治大学等約50大学からの関係者等含む200名超が参加し、活発な意見交換が行われました。9月の短期集中講座の開催また日本研究講座の設置に向け、各大学と準備・調整を進めてまいります。

こうした講義を経た後、日本研究の拠点づくりの支援を検討していきます。

当日の説明会の様子を以下リンクよりご視聴頂けます(スペイン語)。

中南米最古の大学の一つ、メキシコ国立大学にてJICAチェア開催

2021年9月、中南米最古の大学の一つであり学生数40万人を誇るメキシコ国立自治大学(UNAM)のアジア・アフリカ研究プログラム(PUEAA)で、「日本の近代化を知る7章」(西語版)を教材に、全8回で構成される日本研究講座がオンラインで開始されました。この講座には、「日本の近代化を知る7章」の日本人講師と、メキシコのトップ大学であるUNAMの教授らがオンラインで学生からの質疑応答を含め議論する形となっています。、第1章「明治維新:日本近代化の原点」の講義は200名を超えるUNAMの学生・JICA関係者が参加し、北岡理事長が登壇しました。

今回の講義を通じてUNAMの学生は400年以上にわたる太平洋を跨いだ日本とメキシコの深い繋がりを知り、また、日本が歩んだ近代化の歴史や欧米とは異なる開発協力のアプローチへの理解を深めました。

こうした講義を経た後、日本研究の拠点づくりの支援を検討していきます。

本短期集中講座はオンラインで開講 延べ1600名以上が受講

中南米最古の大学の一つであり学生数40万人を誇るメキシコ国立自治大学(UNAM)において、日本の開発経験を学ぶJICAチェア(JICA日本研究講座設立支援事業)短期集中講座が実施されました。同講座は2021年9月28日から8回に渡って開講され、同大学アジア・アフリカ研究プログラム(PUEAA)とJICAが主催、メキシコ国際協力開発庁(AMEXCID)、メキシコ国費留学生同窓会(AMEJ)の協力により実現しました。

本短期集中講座はオンラインで開講され、開講式を含めた全8回の講義では各回150名から250名の参加があり、延べ1,600名以上が受講しました。