バンサモロ包括和平合意締結 10周年記念シンポジウム ‐これまでの10年、そして未来に向けて‐
2024.07.30
2014年3月にバンサモロ包括和平合意が締結されて今年で10周年を迎える、フィリピンのミンダナオ和平プロセスに関するシンポジウムを開催します。
1997年から2014年までの17年間にわたる長い和平交渉を経て、フィリピン政府とモロ・イスラム解放戦線(MILF)はバンサモロ包括和平合意を締結しました。今年は締結後10周年と、来年2025年5月に予定される選挙に基づくバンサモロ自治政府の発足を控えた節目の年となります。
10周年記念シンポジウムには、フィリピン政府のガルベス和平・和解・統合担当大統領顧問(OPAPRU)とバンサモロ暫定自治政府(BTA)のイブラヒム首相を含む閣僚6名を招聘し、包括和平合意締結直後の2014年6月に広島で開催したミンダナオ平和構築セミナー(Consolidation of Peace in Mindanao; COP 6)にて採択された「広島宣言」に触れつつ、これまでのミンダナオ和平プロセスの歩みを振り返ります。
そして、バンサモロ・ムスリム・ミンダナオ自治地域(BARMM)の平和・安定と開発・発展に向けた現在及び今後の課題と、課題解決のための未来志向の協力の方向性について議論するパネル・ディスカッションを実施します。
1. 開催概要
(1)日時:2024年8月7日(水)14:00~16:30
(2)場所:オンライン
(3)言語:英語(日本語への同時通訳あり)
2.プログラム
3.申込方法
参加ご希望の方は、8月4日(日)23:59までに、下記URLから申し込みフォームに記入し、送信をお願いします。
後日、zoom参加用のリンクをメールで送付します。
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