「太平洋地域廃棄物管理促進プロジェクトフェーズ3(J-PRISM3)」第2回合同調整委員会(JCC)会合を開催



2025.04.17
2025.04.17
2025年4月9日(水) 技術協力プロジェクト「太平洋地域廃棄物管理促進プロジェクトフェーズ3(J-PRISM3)」のパプアニューギニア(PNG)における第2回合同調整委員会(JCC)会合が開催されました。本会合には実施機関をはじめ、関連する官民の関係者およびJICAが参加し、対面とオンラインのハイブリッド形式で実施されました。
J-PRISM Phase 3 プロジェクトマネージャ―, Mr. Veari Kula, CEPA,
The National Capital District Commission, Managing Director Mr. James Ume
JICAは2011年から大洋州の国々を対象としてJ-PRISMを開始し、PNGにおいては、これまで首都ポートモレスビーでのゴミ収集率の改善やバルニ最終処分場を「福岡方式」による衛生埋立地への改修支援を行いました。現在のフェーズ3ではPNGを含む大洋州9ヶ国を対象としており、PNGでは、これまでの成果の地方都市への拡大や、「3R+リターン」による循環型社会構築支援を行っています。
JICA PNG 松岡所長
会議出席者
本会合では、プロジェクトのナショナルカウンターパートがこれまでの活動成果や課題について報告を行うとともに第3フェーズの今後の活動方針について協議しました。特に、対象4市(レイ、ゴロカ、ココポ、アロタウ)において現在策定中の「廃棄物管理計画」、廃棄物管理およびインフラ管理に関する能力強化の進展、そして官民連携による「3R&リターン」システムの推進が期待されています。
JICAは、今後も引き続き官民の関係機関と連携し、きれいな街づくりに向けた支援を継続していきます。
●関連リンク
・最終合同調整委員会(JCC)を開催 (森林伐採モニタリングシステム改善を通じた商業伐採による森林劣化に由来する排出削減プロジェクト)
・森林プロジェクトからプロジェクトニュースが届きました。(他開発パートナー連携による林業研修の実施)
・廃棄物管理プロジェクト 第1回合同調整委員会の実施
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