沖縄で見た未来の電力 国家エネルギー庁職員、JICA研修で得た学びとは
そしてクリーンに


2025.07.18
2025.07.18
国家エネルギー庁のシャーリン・トミアンさんが課題別研修「島嶼国における再生可能エネルギー導入及びディーゼル発電設備の最適運用」に参加しました。トミアンさんは、「この研修を通して、小島嶼における再生可能エネルギーとディーゼル発電の連携について、理論と実践を織り交ぜながら理解することができました」と、研修の成果を語りました。
また、日本の文化や人々に触れた感想を、次のように述べています。
「日本では、相手に深い敬意を払う文化があるため、専門家同士の交流においても謙虚な気持ちで学ぶことができました。現場訪問や機器のデモンストレーションは興味深いものでした。特に電力会社である沖縄エネテックの熟練した講師陣からは、離島が直面する課題やそれに対して再生可能エネルギーの普及がどのように役立っているかを分かりやすく説明していただき、たくさんの学びを得ました。
さらに沖縄での体験を次のように振り返りました。「沖縄には活気に満ちた多様な文化があり、美しい自然環境と島は、まるで故郷のようでした。人々はとても礼儀正しく、親切でフレンドリーでした。」
トミアンさんは最後に次のように抱負を語っています。
「特に、元気でアクティブな高齢者の方々に感銘を受けました。彼らの規律と敬意の文化は、私に大きなインスピレーションを与えてくれました。他にも印象的だったのは、オフィス、学校、家庭でゴミの分別が実践され、それが当たり前の習慣となり、より清潔で健康的な環境で暮らすためのライフスタイルになっていた点です。帰国後、再生可能で持続可能な電力事業を通じて、パプアニューギニアの遠隔地にも電力を供給できるよう、取り組んでいきたいです。」
●関連リンク
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