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大洋州9カ国と日本から100名以上が参加:J-PRISM3第2回運営委員会(SC)会議を開催

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SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
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2025.09.12

2025年8月22日、「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクトフェーズ3」(J-PRISM3)は、第2回運営委員会(SC会議)をハイブリッド形式(対面参加者はミクロネシア連邦のポンペイに集合し、他はオンライン参加)で開催しました。

J-PRISM はPNGを含む大洋州9ヶ国を対象とした、廃棄物管理能力向上を目指すプロジェクトで、これらの国ではこれまで、廃棄物管理計画の策定や、廃棄物収集システムや最終処分場の改善、さらにはPETボトルのリサイクルシステムの構築支援等を行ってきました。2023年7月から始まったフェーズ3 では、これまでのこうした成果の拡大や、リサイクルシステムの構築に向けて取り組んでいます。

ミクロネシア連邦の環境・気候変動・緊急事態管理省(DECEM)環境部門副次官のシンシア・エームス氏が議長を務めた今回の会議には、現地またはオンラインで100人以上が参加しました。参加者には、9か国(ミクロネシア連邦、フィジー、パラオ、パプアニューギニア、マーシャル諸島、サモア、ソロモン諸島、トンガ、バヌアツ)のカウンターパート、太平洋地域環境プログラム事務局(SPREP)のスタッフ、JICA本部およびJICA在外事務所/支所、JICAボランティア、J-PRISM3専門家チームが含まれています。

各国のプロジェクト代表者は、進捗状況を報告し次回のSC会議に向けた優先活動を概説しました。会議で強調された主要な成果の一つは、3R+Returnイニシアティブの成功事例で、ミクロネシア連邦のコスラエから台湾へのPETボトルのリサイクル輸送を行う共同パイロットプロジェクトもその一つです。これは、ミクロネシア連邦だけでなく、同様のリサイクル品の輸出に関する課題に直面している地域の他の国々にとっても重要な一歩になります。

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