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教育隊員が算数教育研修を実施 -日本式の授業研究と模擬授業を通じて教員の指導力向上を支援-

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2026.07.30

2026年6月、JICA海外協力隊の教育隊員が連携し、オロ州ポポンデッタにおいて小学校教員を対象とした算数教育研修を実施しました。研修にはポポンデッタ小学校の教員21名に加え、近隣2校から8名の教員が参加しました。
  
本研修は、日本の支援により作成された算数の国定教科書の効果的な活用方法を共有するとともに、現地教員の指導力向上を目的として企画されたものです。

研修初日は、日本で広く実践されている「授業研究」の手法を取り入れました。まず、ポポンデッタ小学校の教員による算数の授業を参加者全員で観察し、その後、授業の良かった点や改善点についてグループで意見交換を行いました。活発な議論が交わされる中、授業を担当した教員も参加者からの意見を熱心にメモする姿が見られ、より良い授業づくりに向けた高い意欲が感じられました。

2日目は、教育隊員による講義と模擬授業を実施しました。

金本隊員は、小学校3年生の「足し算・引き算の筆算」を題材に、教師が手本を示し、児童とともに学び、その後児童が自力で取り組む「I DO / WE DO / YOU DO」の授業展開を紹介しました。

小林隊員は、日本の支援により作成された算数教科書の活用方法を説明するとともに、小学校5年生の「面積と合同な図形」を題材とした模擬授業を実施しました。現地で入手できる段ボールを活用した教材や、図形の理解を深めるための視覚教材の活用方法が紹介されました。

参加した現地の教員からは、「教科書の活用方法が理解できた」「明日から授業で実践したい」といった声が聞かれました。特に、児童の理解を段階的に深める授業の進め方や、身近な材料を活用した教材づくりへの関心が高かったとのことです。

今回の研修を通じて、参加した教員は具体的な指導方法を学ぶだけでなく、教員同士が授業について意見を交わしながら学び合う機会を得ることができました。

JICA海外協力隊は今後も現地教員と協力しながら、パプアニューギニアの子どもたちの学びを支える教育環境づくりに取り組んでいきます。

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