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パプアニューギニアの電力供給の安定化へ!ラム系統送電網強化事業が完工!

#7 エネルギーをみんなに。
そしてクリーンに
SDGs
#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2026.10.23

2026年10月9日(金)、パプアニューギニア(PNG)モロベ州ラエ市のタラカ変電所にて、「ラム系統送電網強化事業」の完工式が開催されました。

式典には、ジェームズ・マラペ首相をはじめ、モロベ州知事、関係閣僚、政府関係者、PNG Power Limited(PPL)幹部など、多くの関係者が出席しました。日本側からは、望月大使およびJICAパプアニューギニア事務所の白水所長が出席し、日本とPNGの長年にわたる協力関係を改めて確認しました。

電力の安定供給を支える、大規模なインフラ整備

本プロジェクトは、日本政府のODA(政府開発援助)を通じて資金協力が行われ、JICAがPNG Power Limitedと連携して実施し、PNGの電力インフラの強化に大きく貢献しています。

主な整備内容は以下のとおりです。
・約134kmの132kV送電線の増設
・326基の送電鉄塔の建設
・通信システムの整備
・ラム開閉所およびシングシング、エラップ、タラカの各変電所の改修・増強

これらの整備により、送電網のバックアップ機能が強化され、電力供給の信頼性が向上するとともに、今後の電力需要の増加にも対応できるようになります。特にラエ市では、送電に起因する停電の発生頻度と継続時間が従来の約4分の1に減少することが期待されています。また、送電ロスの少ない送電線の導入により、電力損失や温室効果ガスの排出削減にも貢献します。

本プロジェクトは、約340万人の生活水準の向上に寄与するとともに、PNGにおける安定的で幅広い電力アクセスの拡大と、さらなる経済発展を支えることが期待されています。

日本とPNGの信頼と友情を未来へ

マラペ首相は式典で、国の重要なインフラ整備や人々の生活向上に対する日本政府およびJICAの継続的な支援に謝意を表明しました。また、日本が困難な時期にもPNGを支えてきた信頼できるパートナーであることを強調しました。

モロベ州知事も、JICAによる長年の開発協力を評価しました。ナザブ・トモダチ国際空港の名称に触れながら、日本語の「友達(Tomodachi)」という言葉が、両国の人々の間に育まれてきた友情、相互信頼、協力関係を象徴していると述べました。

持続可能な発展に向けた、JICAの継続的な取り組み

JICAはこれまでにも、ワランゴイ水力発電事業、ルナ4水力発電事業、ヨンキ水力発電事業など、PNGのエネルギー分野を支援してきました。

今回のプロジェクトも、こうした長年の協力の一環です。信頼できる電力供給は、日々の暮らしを支えるだけでなく、産業の発展や新たな経済活動を促す重要な基盤となります。

JICAは今後も、PNGの人々が安心して暮らし、地域社会と経済が持続的に発展できるよう、関係機関と連携しながら取り組んでいきます。

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