PNGの教室から大阪・関西万博へ:子どもたちが伝える文化と環境(ジュニアSDGsキャンプ)



2025.04.17
2025.04.17
出前授業の様子
2025年4月15日、2025大阪・関西万博の「ジュニアSDGsキャンプ」において、日本とパプアニューギニア(PNG)をオンラインでつなぎ、万博会場の来場者にPNGの文化や教育支援活動についての紹介が行われました。
民族舞踊(シンシン)の様子
民族舞踊(シンシン)の様子
ソゲリ小学校の子どもたちが届けた、PNG
の伝統文化
発表では、JICA海外協力隊の内山隊員が活動するソゲリ小学校の5年生の子どもたちによる伝統的な民族舞踊(シンシン)が紹介され、会場を訪れた来場者に向けてPNGの豊かな文化が伝えられました。色鮮やかな衣装と活気ある踊りは、来場者の目を引き、パプアニューギニアという国への関心を高める内容となりました。
また、現地での教育支援活動やPNGの学校教育の現状も紹介され、ソゲリ小学校における日々の学びや、直面している課題への取り組みにも触れられました。
質疑応答を通じてSDGs
への関心を喚起
質疑応答の時間では、来場者からPNGの子どもたちの生活や学校の様子などの質問が寄せられ、内山隊員からは現地での具体的な様子を交えながら説明がありました。ソゲリ小学校の子どもたちの素直な反応や同地区で進められているごみ問題・環境保全の取り組みを紹介することで、来場者にとってもSDGsについて自分たちの課題として考えるきっかけとなる時間となりました。
JICAは今後も、こうした活動を通じて異文化理解の促進と持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
●関連リンク
・環境保全の大切さを学ぶフィールド体験 – ソゲリ小学校の社会科見学
・パプアニューギニアの子どもたちが日本の食文化を体験! 〜お好み焼き作り〜
・農業分科会 in PNG:地域と共に歩む取り組み
●最新の活動やイベント情報はフェイスブックでもご覧いただけます。(英語)
JICA Facebook Page
scroll