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寄附金を活用した国内ウクライナ避難民向け神戸・淡路研修プログラムを実施

2025.03.24

2025年1月26-27日、JICAは、ウクライナ学生支援会(JSUS)と協力し、ウクライナ避難民の方を対象に、日本の震災復興や地方創生の経験を学ぶ研修プログラムを神戸市と淡路市で実施しました。

研修にはウクライナ避難民16名が参加し、1日目の神戸プログラムでは「人と防災未来センター」で阪神・淡路大震災について学んだ後、神戸市学院大学を訪問して、日本の震災からの復興や震災から得られた教訓を基にした防災体制などに関する講義を受けたほか、岡部芳彦・在神戸ウクライナ名誉領事(神戸市学院大学教授)とウクライナの復興に向けた日本との協力や日本の知見の活用について活発な意見交換を行いました。

2日目の淡路プログラムでは、淡路島で進む地方創生に向けた取り組みや民間企業主導での公益事業の実例などを見学し、現地に滞在するウクライナ人バレエダンサーとの交流も行われました。また、最終的に本事業が目指す日本に滞在するウクライナ避難民としての自立や将来的にウクライナ日本の「架け橋人材」を目指す観点から、日本の就職事情についても講義を受けました。

本プログラムの対象者は、過去JICAが開催したジョブマッチングイベント(※)で、日本企業によるインターンシップに参加したウクライナ避難民、及び、JSUSが受け入れる避難民です。

(写真1)人と防災未来センター見学の様子

(写真2)在神戸ウクライナ名誉領事館訪問

(写真3)淡路島視察の様子

(写真4)講義の様子

なお、本事業は以下の企業等からの寄附金を活用して実施しています。

参考

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