【草の根技術協力事業】モンゴルの収穫祭に参加しました!

2022年10月31日

収穫祭の様子

2022年9月18日~25日、モンゴルウランバートル市で「Autumn green days収穫祭・展示会」が開催され、モンゴルで草の根技術協力事業を実施している(一社)滝川国際交流協会は、本収穫祭に合わせ2人の関係者を現地に派遣し、収穫祭でプロジェクトで栽培した玉ねぎ等をPRしました。

モンゴルでの収穫祭とプロジェクト

収穫祭でのプロジェクトのブース

ジャルガラント村にあるプロジェクトのモデル農園

この収穫祭は、食糧・農牧・軽工業省が主催し、モンゴル全土から毎年約1500人もの農家がブースを出展します。収穫祭は今年も大賑わい!
草の根技術協力事業「玉ねぎの品種改良による新ブランドの確立とフードバリューチェーンの構築」(2020年10月~2025年10月)を実施している滝川国際交流協会もブースを出展し、モデル農園で栽培した玉ねぎをはじめ、キャベツ、ピーマンなども販売しました。

プロジェクトでは、これまで種子や種球を輸入していたモンゴルで、輸入に頼らず、モンゴル産の玉ねぎを安定して栽培できるようになることを目指して、数種類の玉ねぎを栽培しながら現地に合う種子や種球を現在探っています。

「モンゴルの農業を変える気概で」

収穫祭でスピーチをする水口会長

左から森田さん、水口会長、ジャルガラント村村長

今回渡航したプロジェクトマネージャーの水口典一会長は、収穫祭のステージで、「モンゴルの農業を変える気概のもと、モンゴル全土で私たちが開発した国産の玉ねぎを食べていただける日を、楽しみにしながらがんばってまいります」と力強く宣言しました。水口会長のスピーチ後、ブースには大勢の人が集まり、収穫祭最終日には玉ねぎは見事完売しました。

一緒に渡航した滝川国際交流協会事務局長の森田詠美さんは、「滝川で触れ合ってきたモンゴルの方々との交流でも感じていましたが、初めて渡航した3年前から人が温かいモンゴルに親しみを感じています。モンゴルの農業を変える一端を担えたら」と思いを語りました。
北海道の玉ねぎ栽培技術を通して、モンゴルの人々が自国産の玉ねぎを安定して栽培できるよう、滝川国際交流協会の挑戦は続きます。