国際協力エッセイコンテストの表彰を行いました。

2023年3月13日

2022年度JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022の表彰者が発表されました。中学生の部19,832作品、高校生の部24,048作品、総数43,880作品のご応募を頂きました。応募くださった皆様、ありがとうございました。
北海道からは、中学生の部1作品、高校生の部4作品が個人賞を受賞しました。

受賞作品「女性が生きやすい世界」小国由奈さん(市立札幌清田高等学校)

小国由奈さん 表彰

特別賞 表彰

小国さんは、貧困に苦しむ発展途上国の女性が、少しでも生活しやすくなることを願い、本作品を書いて下さいました。「開発途上国は貧困問題に限らず、多くの問題を抱えている。これらの問題を解決するには、社会、政治、環境など様々なアクターを網羅的に解決していく必要がある。途上国が抱える問題を解決するためには、男女関係なくすべての人が問題意識を持つことが大切であり、自分たちが出来ることは多くの人に知って貰えるように発信することである。」と作品の中で述べられていました。
尚、市立札幌清田高等学校は特別賞も受賞されました。

受賞作品「世界と共存する」小崎春音さん(北海道千歳高校)

小崎春音さん 表彰

特別賞 表彰

小崎さんは新型コロナウイルスが持つ二面性について書かれていました。外国との関りが減少した一方で、インターネット上での国際交流は増加し、海外との繋がりが断たれたように見えて、実は新しい形での国際交流が盛んになったことが事例の一つとして挙げられていました。その一方で、ロシア・ウクライナ問題に関しては、メディアからは得られない現状がSNSを通じて目に飛び込んでくる事に、居ても立っても居られない思いをされたことも書かれていました。ネット上の関りと直接的な関り、この両者を上手く活用した新しい国際交流が、平和を築く糧となって欲しいと思います。
尚、北海道千歳高校は特別賞も受賞されました。