JICA研修員が西原小学校の国際交流会に参加しました

2年振りのJICA研修員の訪問で大歓迎を受けました

2021年7月9日

コロナ禍でも貴重な交流の機会を実現 

小学生の演技の映像に見入るJICA研修員とJICA東京所長

JICA長期研修員の3名が7月3日、渋谷区立西原小学校の国際交流会に参加しました。
この3名は、インド出身の東京大学大学院工学系研究科に通っているMAROJU Rahulさんと、パキスタン出身の東洋大学国際学研究科に通っているALI Rizwanさん、セーシェル出身の三重大学生物資源学研究科に通っている LE BORGNE Enora Elisabeth M Thereseさんで、全員、日本の小学校を訪問するのは初めてです。

このイベントは20年以上続いており、普段は多くの研修員と小学生が触れ合う場となっています。昨年はコロナ禍のため中止、今年は十分な感染対策とともに規模を縮小して開催しました。全校児童を代表して6年生が体育館に集まり研修員を出迎えてくれ、そのほかの児童はオンライン中継でそれぞれの教室からの参加となりました。イベントでは、研修員の自己紹介、じゃんけんゲーム、小学生の運動会の映像鑑賞、6年生全員による鼓笛隊の演奏など短い時間ながら盛りだくさんの内容で、研修員はとても楽しんで観覧していました。最後は子どもたちが教室の外まで見送りに来てくれ、感動的なイベントとなりました。対面での交流の機会が限られる中、とても有意義な時間でした。

これからも交流は続く 

交流会を終えて充実感でいっぱいの西原小学校の先生方とJICAの研修員と職員たち

昨年は残念ながら中止となった国際交流会。今年はコロナ禍でどのようにしたら感染リスクを抑えながら実施できるか模索しながらの実施となりました。長年の西原小学校とJICA東京との信頼関係をもとに、少しでもお互いの理解が深まる機会を作り、さらに多くの小学生と研修員が交流できる時が早く訪れればと願うばかりです。西原小学校のみなさん、ありがとうございました!


報告者
人間開発・計画調整課:坂本 玲
経済基盤開発・環境課:宮本 遼