清潔なトイレは「まちづくりの特効薬」!

世界には、トイレがないため野外排泄をするか、屋根や壁もなく足場の不安定な穴掘り式トイレを使わざる得ない状況にある地域がある—そのような状況を改善するために「スマイルトイレプロジェクト」を実施中!数回のシリーズでご紹介します。

2021年10月21日

「スマイルトイレプロジェクト」とは?

【画像】2019年8月からケニア西部のホーマベイ県カボンド地区にて、トイレ建設によるまちづくり事業「スマイルトイレプロジェクト」をJICA草の根技術協力事業として日本ハビタット協会が実施しています。
ケニアの多くの農村地域においては、トイレがないため野外排泄をするか、屋根や壁もなく足場の不安定な穴掘り式トイレを使わざる得ない状況にあるのです。

清潔なトイレは「まちづくりの特効薬」!

清潔なトイレは「まちづくりの特効薬」で、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」だけでなく、その他の目標である「貧困の削減」、「全ての人の健康」、「教育機会の提供」、「ジェンダー平等」にもつながります。
本プロジェクトでは、人々が安心して継続して使用できるトイレの建設と手洗い場の設置により衛生環境を改善することで、コミュニティの発展を促しています。

「世界手洗いの日~10月15日」に合わせたキャンペーン実施! 

清潔なトイレと手洗い場は新型コロナウイルス感染症予防にもとても有効です。10月15日の「世界手洗いの日」に合わせて、啓発活動キャンペーンを実施しました。手洗いの大切さを伝えるだけでなく、手洗い場の設置デモンストレーションも行うことで、各家庭での手洗い設置を呼び掛けました。