3年ぶりに対面での開催!多摩動物公園アフリカフェアブース出展報告

3年ぶりに対面開催となる多摩動物公園アフリカフェアにブース出展しました!約220名の方々に訪問頂いた当日の様子などをインターン生の”くぼゆう”こと久保田優果が報告します!

2022年12月5日

大人気のJICAブース 

2日間のイベントが終わったときの写真。ブースの奥まで塗り絵で溢れています。

③世界の挨拶地図

プレゼントしたバナナペーパーシール、食器棚に飾っていただいたというご報告をいただきました!

11月5・6日に多摩動物公園でアフリカフェアが3年ぶりに対面で開催され、JICAもブース出展し、私たちインターン生はスタッフとして参加いたしました。当日ブースに行ってみると、数多くの子供たちが!2日間を通して、沢山の方に参加して頂きました。その数なんと、約220人!
ブースでは、アフリカルタの44枚の取り札の中から、動物が描かれている12枚の札を塗り絵として楽しんでもらいました。百獣の王ライオンが最も人気で、用意していた台紙が無くなってしまいました!
「さっきライオンを見てきたよ!」や「これから動物さんたちを見に行くの!」「塗り絵楽しい!」という声を聞くことができました。

皆さんに「とても素敵なカルタが完成したため、良かったらブースに飾らせてくれませんか。」とお声掛けしたところ、想像を上回る沢山の人にご協力いただき、写真のような200枚を超える塗り絵で装飾された素敵なブースになりました。皆様、ご協力ありがとうございました。

今回、塗り絵に参加してくれた方々に、3つのプレゼントをご用意していました。
①バナナペーパーシール ②プラスチックシール ③世界の挨拶地図
早速ブース内で③の挨拶世界地図を広げてお勉強をしている子が。「日本はどこかな~」と地図を眺めていました。

参加いただいた子のお母さまから後日こんなお写真が届きました。なんと食器棚にSDGsのターゲットが!これがバナナから作られた①バナナペーパーシールです。ブースでも「バナナペーパーシールって食べられるの~?」という質問を子供たちから何度か頂きましたが、食べられないのでご注意ください!(笑)

JICAオリジナルアフリカルタ読み句をご紹介 

オリジナルアフリカルタ

アフリカルタは、JICA北海道センターが制作したアフリカをカルタという日本の伝統的な遊びを通して、身近に感じてもらうための教具です。読み句を考えたのは、現在JICA東京センター勤務の堀本隆保職員。
堀本職員は読み句を考えるとき、JICAケニア事務所員として現地で経験したことを思い浮かべ、現実を再現することを大切にしました。

ブースでは、プラスαの取り組みとして、塗り絵をした取り札にぴったりな読み句を子供たち自身に考えてもらいました。
年齢によって読み句や取り札の絵の見方・捉え方が変化することもアフリカルタの特徴の1つです。読み札1枚・取り札1枚を見た時、読み句1つ読んだ時の内容理解も様々です。
 
写真のように同じキリンの取り札でも読み句は様々でした!
両者とも、「たしかに~」と大いに共感しました。皆さんもぜひ「の」から始まるキリンの取り札にぴったりな読みの句を考えてみてください!
左:のどにはっぱがつまってもお母さんは気がつかない。
右:ノーお母さんごはんがたべられないよ~

★アフリカルタについてはJICAのFacebookをご覧ください!

第8回TICAD開催・青年海外協力隊募集中 

本イベントは子どもたちにアフリカルタを用いて楽しく遊んでもらうということを念頭に置きつつ、アフリカ諸国とJICAについて知って頂けたらという想いもありました。

今年(2022年)は第8回TICAD(アフリカ開発会議)がチュニジアにて8月に開催されました。下記のURLからTICADの記事に飛べますので、ぜひご覧ください。そこで、ブースではアフリカ各国についてわかり易くまとめられている冊子を配布しておりました。ぜひ、お子さんとご一緒にお読みください。他にもJICAアフリカクラブのパネルやパンフレットがあります。

JICAについて知って頂くという意味では、アフリカ隊員がブースにおり自身の経験の話をしたり、現在募集中の青年海外協力隊についてパンフレットを用いてお知らせしました。下のリンクからもご覧いただけます。12月12日までとなっております。

インターン生から一言

子どもと色塗りを楽しむインターン生のあぶちゃん

子どもとアフリカルタで遊ぶまいまいとぴろくん

最後にともにイベントに参加したインターン生3名の感想をご紹介します。

◆岡本祥平(あぶちゃん)
JICAブースへ多くの人が足を運んでくれて嬉しかったです。参加してくださった方のアフリカルタの塗り絵は様々な色で溢れており、多様な感じ方、価値観を改めて実感する機会になりました。
アフリカルタの塗り絵を通じて、参加してくれた方がアフリカを身近に感じることができれば嬉しく思います。

◆建部麻衣(まいまい)
塗り絵で遊んでくれたり、世界地図やシールを持ち帰ってくれたりした子供達がたくさんいて嬉しかったです!このイベントを機にアフリカに少しでも興味を持ってくれる方がいたら何よりです。

◆鎌倉啓伍(ぴろくん)
今回は、ルワンダOV会(OV=Old Volunteers、協力隊経験者)のブースで急遽購入したルワンダ製のネクタイを身につけてブースに立ちました。来場者の方と楽しみながら、私自身もアフリカ地域への関心を高めることができました。多くの方にとって馴染みのない国や地域の文化などをいかに紹介し、興味を持っていただけるのか、インターンの活動で考えることが多々ありますが、今回のイベントでそのヒントを得ました。ありがとうございました。

報告者から一言…!
初めまして。現在JICA東京市民参加協力第一課でインターンをしております久保田優果と申します。トップの写真の真ん中が私です(好きな色がオレンジです)。いつもご指導頂いている方々と一緒に写真を撮ってもらいました!報告記事はいかがだったでしょうか。アフリカフェアの楽しい雰囲気が少しでも伝わったら幸いです。
私は高校生の頃、ある1冊の本がきっかけで世界や国際協力に関心を抱き、大学では国際協力ゼミに所属しています。夢は、大学卒業までにルワンダに行くことです。現地の方との会話のネタとしてルワンダビール” Mützig”のステッカーをアフリカフェアのルワンダOV会でゲットしました。準備万端整です(?)
これからもイベントに積極的に参加し皆様に発信していけたらと思います。皆様どうぞよろしくお願いいたします!


最後に. . .
お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。このイベントがアフリカ諸国の暮らしや様子、JICAや国際協力について関心を抱くきっかけになりましたら幸いです!