千葉県松戸市の梨栽培技術が海を渡ってカリブ海へ!
2022.05.19
松戸市×ドミニカ共和国の草の根技術協力事業が、本格始動します。
2016年から、中米ドミニカ共和国と梨の栽培を通じた国際交流を行っている千葉県松戸市。
これまで現地で500本以上の苗木が植えられ、2019年以降着々と梨の収穫量が伸びています。
今後更に収穫高を上げて、梨をドミニカ共和国の特産品にし、農家の収益を増やすため、2022年4月から3年間、JICA草の根技術協力事業として松戸市の梨栽培の専門家を同国へ定期的に派遣し、現地の政府職員や農家に梨の栽培指導を行います。
プロジェクトの契約締結を受け、4月22日、プロジェクトチームメンバーへの委嘱状交付式が行われました。
交付式に出席した石和田二郎副市長は「この事業が松戸市とドミニカ共和国の関係をより深め、現地の農家の方々をはじめ多くの方に松戸市を知って頂くきっかけになれば嬉しい」とプロジェクトに大きな期待を寄せられました。
また、意見交換の場では「梨が育って収益を出せるようになるまでの農家に対するサポートはどうするのか?」「(現地調整員に)農薬や農機具の現地の流通を調べてほしい」など活発なやりとりが行われました。
委嘱状交付式の様子
コロナ禍の制限で渡航が叶わなかった期間を越え、ついに現地でのプロジェクトが動き出す!今後もプロジェクトの進捗を発信していきます!
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