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教師海外研修

2025年度教師海外研修

国際理解教育に熱心に取り組んでいる、あるいはこれから取り組もうとしている小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校等の先生方及び教育委員会の指導主事の方々を対象に、国際理解教育実践セミナー、派遣前研修等の国内研修と発展途上国への海外研修を有機的に組み合わせた上で実施し、発展途上国のおかれている現状と日本との関係(国際協力を含む)への理解を深め、その成果を、次代を担う児童・生徒の教育に役立ててもらうことを目的としています。研修参加後は、JICA筑波と協力し、教育現場で開発教育/国際理解教育の推進に活躍していただくこともねらいとしています。

2025年度の海外研修先は、昨年度に引き続き、東アフリカに位置し「アフリカの真珠」と呼ばれるほど水と緑が豊かで、今後一層の経済成長が見込まれる"ウガンダ共和国"です。このプログラムでは、授業のための素材収集方法・教材研究など、国際理解教育の実践や授業作りに役立つヒントをたくさんご用意しています。ぜひご参加ください!

過年度参加者からのメッセージ

2024年度ウガンダ教師海外研修 団長 後藤千春先生(栃木県立足利南高等学校 ※研修参加当時)

「ウガンダどうだった?」「すごいね。大変だったでしょう」
ウガンダから帰国後、多くの人から掛けられた言葉でした。
大変?何が大変なのだろう? こんな貴重な経験をさせていただき、大変だなんて思うわけがありません。わずか11日間という短い時間ではありましたが、見るもの、聞くものすべてが新鮮でした。きれいごとではないので、もちろん大きな衝撃もありました。結果、私自身は大きな心の変化を得ることができました。さらに帰国後の授業実践では、生徒たちと一緒にちょっと遠いはずのウガンダを、かなり身近な場所としてとらえ、親しみを感じながら学びを深めていくことができました。それは「やっぱり授業は楽しいな。教師っていい仕事だなあ」と再認識できた時間でもありました。

そして、それ以上にこの研修では大きな財産を得ました。一緒に行った仲間たちです。研修メンバーだけでなく、JICA関係者の皆様、現地ウガンダの関係者の皆様など多くの方と知り合え、私にとっては大きな財産になりました。帰国後も連絡を取らせていただき、日々の授業実践に活かしています。

「人生なんて きっかけひとつ」JICA海外協力隊のCMの言葉です。
変化を求めるだけが正しい道ではないとは思いますが、新しいものを見聞きすることは、人生の航路をちょっと変えることにつながると思います。

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対象 茨城県および栃木県内の小・中・高等学校等に勤務する教員等
(注)応募資格・参加条件・費用等については募集要項 をご覧ください。
研修内容
  • 派遣前研修 2025年6月14日(土)、6月15日(日)JICA筑波
  • 海外研修 7月21日(月)~31日(木)ウガンダ共和国
  • 帰国時研修 8月23日(土)JICA筑波
  • 授業実践 9月~12月 各勤務校
  • 報告会(茨城県)2026年2月7日(土)  JICA筑波
  • 報告会(栃木県)2026年2月21日(土)とちぎ国際交流センター
応募方法 応募フォーム にアクセスし、必要事項を入力
②(1)所属する学校長もしくは教頭の推薦文書 および (2)顔写真 をメールで送信
提出先:JICA筑波 開発教育支援事業代表アドレス
jica_deved@salasusu.com
タイトル:[提出]JICA筑波 教師海外研修 推薦文書・写真提出(学校名_氏名)
お問合せ先 JICA筑波開発教育支援事業運営事務局 教師海外研修担当:張
東京都渋谷区広尾5丁目23番5号長谷部第一ビル402
特定非営利活動法人SALASUSU(サラスースー)
メール:jica_deved@salasusu.com
緊急時以外、お問い合わせはメールでお願いいたします。
電話番号:080-9879-7999
下記によくある質問を記載しておりますのでご覧ください。
(注)業務の一部を特定非営利活動法人SALASUSU(サラスースー)・特定非営利法人ジーエルエム・インスティチュート共同企業体に委託しています。

よくあるご質問

Q 一部、国内で行われる研修に参加することができませんが、応募は可能でしょうか。
A 研修の全日程に参加できることが応募の条件となります。日程を調整いただくか、来年度以降再度応募をご検討ください。

Q 選考理由の開示は可能でしょうか。
A 合格・不合格ともに、選考の理由の開示はしておりません。

Q 英語教師や、英語が堪能でないと応募は難しいでしょうか。
A 語学力・担当科目は一切問いません。

Q 講師でも応募可能でしょうか。
A 応募資格にあてはまる方であれば、役職や雇用形態等は問いません。

Q 校長の推薦書は直筆でしょうか。
A 推薦文はタイピングしたものでも問題ありません。

過去の実績(研修報告、授業実践レポート)