山形県からのお客様!山形県立米沢興譲館高等学校の皆さんがJICA筑波に来てくれました!

2021年12月27日

2021年12月2日と9日、山形県立米沢興譲館高等学校の生徒の皆さん(2日は1年生、9日は2年生)がJICA筑波を訪問。JICAの事業の説明、クイズ、ワークショップ、記念撮影など、楽しい1日を過ごしました。

当日の様子をご紹介します。

「モノはどこからきているの?」カードゲーム(JICA東京作成)でウォーミングアップ!

「モノはどこからきているの?」カードゲーム

遠路はるばる、バスでJICA筑波に到着した生徒の皆さん。はじめにウォーミングアップを実施しました。「モノはどこからきているの?」は、私たちが毎日使っているモノ、普段食べているモノが、いろいろな国から輸入されていることを学ぶためのカードゲームです。このゲームを通じて、普段は気づかなくても、日本の生活が、世界と深くつながっていることがわかります。
このウォーミングアップが終わったら、いよいよプログラムのスタートです。

JICA事業概要説明・SDGsクイズ

JICA事業概要

SDGsクイズ

プログラムは、JICA事業の概要説明からスタートしました。「世界に国はいくつありますか?」「開発途上国は何カ国ありますか?」「この写真の子ども達は何をしていると思いますか?」など、クイズをまじえながら、開発途上国の現状について学びました。次に、国際協力はなぜ必要なのか、JICAはどんな国際協力を行っているのかについて学びました。

SDGs(持続可能な開発目標)クイズでは、日本のSDGs達成状況について考えました。日本のSDGs達成状況は現在、世界第18位です。日本には達成度が非常に低いゴールが5つあり、それが何かを当てるクイズを行いました。生徒の皆さんは、1位フィンランド、17位イギリスなど、他の国の達成状況をヒントに、全問正解を目指して真剣に考えていました。

ワークショップ 「貿易ゲーム」

ワークショップ

振り返り

引き続き、「貿易ゲーム」ワークショップを実施しました。生徒の皆さんは、初めてのワークショップ体験に戸惑いながらも、積極的に参加してくれました。グループごとにさまざまなアイディアを出し合い、協力したり、交渉したりと、制限時間いっぱいまであきらめない生徒の皆さんの姿が印象的でした。

ワークショップ後の振り返りでは、ゲーム中に起きた出来事や思ったこと、気づいたことを各グループが発表しました。ワークショップを通して、生徒の皆さんは国際協力のあり方について理解を深めていました。

※注:「貿易ゲーム」は開発教育協会(DEAR、下部リンク参照)発行の教材です。

★記念撮影★

SDGsパネルを持って記念撮影

SDGsパネルを持って記念撮影

民族衣装を着て記念撮影

最後に、記念写真を撮ってプログラムは終了しました。1年生はSDGsパネルを持って、2年生は民族衣装を着て撮影。


プログラム終了後に届いた生徒さんの声を一部紹介します。
・もともとJICAに興味があったが、行けて良かった。
・日本が達成できていないSDGsゴールにパートナーシップがあるのが意外だった。
・貿易ゲームを通して、各国の格差を体験できた。
・もともと国際関係に興味があったが、視野が広がった。これから自分が探究していきたい分野が具体的に何なのかよく考えていきたい。
・海外協力隊として、機会があれば海外に行きたい。


米沢興譲館高等学校の皆さん、ぜひまたJICA筑波にお越しください!

※JICA筑波では、感染症予防対策をとったうえで、施設訪問をお受けしております。