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【教師海外研修】ブラジルでの海外研修を終え、帰国しました
神奈川県と山梨県の先生たち7名がブラジル連邦共和国で2週間の海外研修を終え、8月17日(土)に帰国しました。
今回の海外研修は、「多文化共生と移民」をテーマに、日系社会ボランティア活動視察、日系コミュニティ交流、草の根技術協力事業視察を中心に、14日間の行程で行われました。
サンパウロで訪問した私立学校「Colegio Brasilia de Sao Paulo」では、幼児から高校生の子どもたちと交流しました。特に高校生とは少人数のグループに分かれて両国の学校の様子や将来について等じっくりと話をすることができました。
サンミゲルアルカンジョ市のコロニアピニャールでは、先生方は日本からブラジルに移住した方々の家にホームステイをしました。1世から3世の日系の方々から体験談を聞いたり、農園を視察したり、買い物をしたり、日本人移住地の生活の一部を知ることができました。日本の子どもたちに、ブラジルでも日本人が暮らしていることや、移民の歴史について伝えて欲しいとのお願いをされた先生方は、きっとその使命を果たしてくれることでしょう。
草の根技術協力事業視察やボランティア活動視察から、日本の国際協力の一部を目の当たりにし、日本の国際貢献について学び、重要性、支援とは、豊かさとは等、多くを考えることができました。日本の「交番」をモデルに地域に根付いたブラジル版の「交番」を訪問した際には、日系人が始めた毎朝のラジオ体操にもご一緒させていただき、より良い地域のために日本とブラジルが協力していることがわかりました。
毎日のふりかえり会では、訪問先で学んだこと、疑問に思ったこと、抱いた違和感などを参加者同士で共有し合いました。参加者全員が同じテーマについて多くの意見を交換し合い、多くの気づきを得ることができました。
関連ファイル:
アマゾネス州マナウス市の公立学校では、国歌や「世界に一つだけの花」を歌っての歓迎を受けました
地域住民のラジオ体操の集まりで「交番」について説明をいただいている様子
毎日のふりかえり会は、「多文化共生と移民」についての気づきと疑問をたくさん共有しました
アマゾン熱帯雨林地帯の中央部マナウスでは、地元の人と盆踊りを踊りました
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