SDGsの目標:MDGsとの比較

修正のお詫び 2022年10月14日

本ページに掲載していたMDGsとSDGsの比較表は、SDGsの採択当時、さまざまな見方や解釈があった中、一つの解釈として当機構で作成したものです。しかしこの比較表は、SDGsが経済・社会・環境を包含する包括的な目標であることを必ずしも考慮したものとは言えず、MDGsのゴールとSDGsのゴールの関係を比較表で示すことは適切ではないと考え、削除させていただきます。既にこの表を多くのウェブサイトで引用頂いているところ、大変申し訳ありません。

MDGsとSDGsの比較は以下のように説明できますので、以下ご参照ください。SDGsがMDGsに比べ、それぞれのゴールが相互に関連することで、より包括的な目標であることをご理解いただければと思います。

MDGs(ミレニアム開発目標)

  • 2000年9月に採択された国連ミレニアム宣言等を基に、2015年末を達成期限とした途上国の貧困削減を目指す枠組み。
  • 保健・教育など8ゴール(目標)、21ターゲット、60指標で構成。

SDGs(持続可能な開発目標)

  • 2015年9月国連で採択された、2030年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実現するための先進国を含む世界共通の目標(17ゴール、169ターゲットで構成)。
  • 社会・経済・環境の3側面と相互関連性、5つのP(People, Prosperity, Planet, Peace, Partnership)などを重視。横断的理念は「誰一人取り残さない」。
  • 政府や援助機関に加え、企業、大学・研究機関、市民社会などあらゆるアクターによる取組が必要。