ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)

UHCとは「すべての人が、適切な健康増進、予防、治療、機能回復に関するサービスを、支払い可能な費用で受けられる」ことを意味し、すべての人が経済的な困難を伴うことなく保健医療サービスを享受することを目指しています。日本政府は2015年9月に発表した「平和と健康のための基本方針」の中でUHCの達成を政策目標や基本方針として掲げていますが、JICAも、他先進国に比べ低コストで世界一の長寿を達成した保健医療の歴史とシステムを有する日本の経験を踏まえ、貧困層を含むすべての人々が基本的なサービスにアクセスできるよう、国際社会とともにUHCの推進に取り組んでいます。

JICAは2014年度に開催された各種会合にて、UHCの推進の重要性を強調してきました。例えば、IMF・世界銀行春季会合(4月)及び年次総会(10月)、第3 回保健システム研究国際シンポジウム(9月)、エボラ感染国保健システム構築のための国際会合(12月)、マヒドン王子賞会合(1月)等の国際会議やサイドイベントが挙げられます。またSDGsのターゲット下に今後設定される予定の指標に関して、WHOの下に結成された「保健指標のモニタリング効率化にかかるエキスパート・グループ」にJICAも参画、検討に貢献しています。