開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム 第4回総会を実施しました & 2025年次レポートを公開しました
2026.09.04
会議名:開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム 第4回総会
第1部 6年間の振り返りと今後への共通基盤の構築
第2部 決議(報告・目標・計画)
日時:2026年8月24日(月)9:45~11:50
会場:JICA本部会議室
参加者:(対面)32名
2026年8月24日、JICA本部会議室にて「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム(以下、カカプラ)」の第4回通常総会を開催しました。前回から一定の期間が空いたこと、また活発な議論を促進することを目的に、対面形式で実施しました。カカオのサプライチェーンを構成する多様な企業、業界団体、NGOなど、幅広い会員が約30名参加しました。
第1部では、プラットフォームの6年間の歩みを振り返りながら、小グループに分かれて今後の方向性について活発な議論が行われました。第2部では、昨年度の活動報告および今年度の活動目標・計画が提示され、賛成多数により承認されました。
総会の様子
2020年の設立から6年半、正会員80団体・準会員151名へと成長したプラットフォームの歩みを振り返るとともに、さらに有意義な取り組みを推進するべく、次なるステージへの第1歩となる協議を行いました。
生産者の声(JICA作成の動画より抜粋)
生産者の声を紹介する動画で活動の原点を共有した後、JICAより、異なるステークホルダーが対話・情報交換できる場としてのプラットフォームの価値を再確認し、今後の方向性を会員とともに検討していきたい旨を述べました。
JICAおよび会員からのメッセージ
続いて、設立当初からカカプラを牽引してきた会員からは、児童労働をはじめとする課題への共通認識が形成されてきたことや、現地視察で得た学び、など、これまでの成果と今後の展望が共有されました。カカオ産業が抱える複雑な課題は一団体では解決が難しく、セクターや競合の壁を越えた対話と協働の場としてカカプラの価値を改めて認識する機会となりました。また、新規会員からは、プラットフォームでの学びを自組織のサステナブル・カカオ推進に生かしたいとの意向が述べられました。
JICAより現状認識と今後に向けた方針説明
その後、JICAより2025年度の活動報告を行い、今後1年半で「プラットフォームの目指す姿」を再定義する方針を説明しました。生産地にインパクトを生むために、プラットフォームが創出できる価値や必要な体制について、会員とともに検討していくことを共有しました。また、本総会を経て2025年次レポートを公開いたしましたので、ご関心のある方はぜひご覧ください。
年次レポートリンク
最後に、「夢」と「現実」をテーマに小グループに分かれてグループディスカッションを行い、具体的な協働プロジェクトの可能性からカカオショックを踏まえた現状再認識の必要性にいたるまで、多様な意見が交わされました。2023年以降のカカオショックなど、プラットフォー設立以降環境変化が大きい現状を踏まえ、夢を前進の糧にしつつ、現実的な課題設定の重要性を確認する時間となりました。
グループワークの様子
グループワークの様子
グループワークの様子
2024年度に定めた目標を据え置き、「持続的なカカオの生産と消費の実現に貢献する」べく、社会・環境・経済の3領域での目標をそれぞれ確認しました。あわせて、自立したプラットフォームの形成に向け「会員のオーナーシップ・関与の強化」を内部目標として設定しました。
活動に関しては、会員間の情報・経験の共有、会員間の協働の促進、国内外への発信に加え、会員関与を強化するため、会員間のネットワーキングの機会を創出すること、あわせて、自立したプラットフォームの形成に向けて、今後1年半で将来像を検討していくことを確認しました。
今回の総会では、6年間の歩みを振り返りながら、現状認識を新たにしつつ、未来に向けた新しいアイデアが数多く生まれました。 カカプラは今後も、共に学び、つながり、協働しながら、持続可能なカカオ産業の実現を目指して活動を続けていきます。
集合写真(懇親会時)
プラットフォームへの参加にご関心のある方は、以下の「2.入会のご案内」をご参照ください。
開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム