「人間的なお産」とは、過度な医療介入を避け、人間の産む力、生まれる力に敬意を表しながら母子の力を最大限に活かせるような分娩時のケアのことです。
JICAは、ブラジルで始まった「光のプロジェクト」(1996年~2001年)以降、出産ケアの質の改善を中心に据えた「人間的なお産」のプロジェクトを展開してきました。これにより医療従事者の助産能力が向上し、不必要な医療介入の減少および科学的根拠に基づいた分娩を促すケアの増加が実現され、妊産婦死亡・新生児死亡の減少に貢献しました。さらには医療従事者の態度が温かく支援的になる、産婦の満足いく出産体験が増えるなどの「人間的なお産」を実現してきました。
Photo by Sakae Kikuchi